そこをイジれてしまうのも指原ならではか?
HKT48・指原莉乃が9月10日、福岡市のパピヨン24ガスホールで行われた同グループで自身が所属するチームHの新公演「RESET」に出演。実に9カ月ぶりの公演に参加となった。会場には指原のTシャツを着たファンの姿がとにかく目立っていたこともあり、メンバーの神志那結衣は観客席を見渡し「さっしーちゃんのファンが多いですね」とコメントする場面があった。
すると指原も「やけに加齢臭がすると思った」と、自身のファンの年齢層が高めなことをいじる発言をして、会場の笑いをとっていた。
「指原は2016年11月に都内のホテルで、AKBグループ史上初となるディナーショーを行っており、チケット代は3万4500円と学生にはなかなか手が出せない金額が設定されていました。しかし、昼夜の2回公演で計1600席のチケットをみごと完売させています。それもそのはず、イベントに参加したファンの年齢層は40代~50代が大多数。指原も『本当にジジイが多い、安心しました』と本音をこぼしてました。ゲスト出演したフットボールアワーの後藤輝基も思わず『年齢層高すぎやろ!』と驚いていましたが、それこそが指原が前人未到の選抜総選挙3連覇を達成できた要因なのでしょう」(アイドル誌ライター)
ファンのニオイをイジることについても若者のファンであれば傷ついてしまう可能性が高いでしょうが、自身のファン層であれば大丈夫と確信しての発言だったはずだ。
「現に今年の選抜総選挙で17位にランクインしたSKE48の松村香織のファン層も高いことで知られていますが同様のことがありました。ファンから握手会での自身のレーンが汗臭いことを指摘された際に、ツイッターで『レーンにファブリーズ常備しようかな』『口臭体臭にはみんな、気をつけよう!エチケット』とファンに忠告していたんです。ファンも言いづらいことを言ってくれてありがとうと、松村の忠告を素直に聞き入れていました。ファン層がおじさんばかりということで言える発言やジョークもあるでしょう」(前出・アイドル誌ライター)
そんな心が広いファンたちに囲まれているからこそ、指原もバラエティ番組で過激な発言をでき、それが一般人気につながっているはず。現在の一般人気もファンとともに築き上げたものといっても過言ではないだろう。
(石田安竹)