テニスの全米オープン優勝を果たし、脚光を一身に浴びる大坂なおみ。
彼女は9月13日の早朝に日本に帰国し、同日午前に記者会見を実施。150人の報道陣を前に4大大会シングルスで優勝の喜びを語った。
「今、食べたい食事」など様々な質問が飛び交った大坂の会見だが、テレビ各局では、意外にも彼女への質問を巡り緊張感が走っているという。
在京キー局関係者が証言する。
「全米オープンの後、局内で彼女が今後出演する番組や会見での“質問内容”に関して『タブーリスト』が作られたんです。食べ物や休養方法について聞くのは大丈夫なのですが、『好きな芸能人』や『好みのオトコの話』『結婚時期の話』はNG扱い。他のアスリートとは完全に扱いが違うんですよ」
これまでも活躍するスポーツ選手に対する“お決まりの質問”だが、なぜ大坂だけには質問NGなのだろうか。
「ちょっとしたオトコ関係の質問でも『SNSで“声の大きなフェミニスト”に炎上させられる』という理由です。発端は全米オープン決勝のセリーナ・ウィリアムズ戦。セリーナが審判に抗議した際に“女性差別”を持ち出したことで、ネット上のフェミニストたちは大坂の話題に神経質になっているんです。今大坂に『結婚はいつしたい?』なんて聞こうものなら『“女性差別的”だ』と局が猛攻撃にあうでしょう。恐ろしい時代ですよ…」(前出・在京キー局関係者)
時代に合わせる必要にテレビ局が迫られている。
(白川健一)