3年前にはランキング200位以下だった大坂だが、【6】いきなりトップに躍り出た理由とは? テニスジャーナリスト・塚越亘氏が説明する。
「17年末から彼女のコーチになったサーシャ・バジン氏(34)の存在が大きい。女子は4大大会以外では試合中のコーチの指導が認められており、大坂選手は実践でトレーニングを積むことができた。バジン氏は、大坂選手の前には女王S・ウィリアムズのヒッティングパートナーを8年間務めており、その下積みが、コーチ能力の開花につながった」
試合中にミスショットを連発し、泣き崩れそうな大坂に「キミならできる」と激励の言葉で救ったのはイケメンコーチだった。
「サーシャコーチは、一方的に頭ごなしの指導をすることはありません。指導法は『同じことを伝えるにも選手に合った言葉がある。いろいろな言い方で伝えるようにしている』と語っている。大坂は試合後のインタビューでは『どんなアドバイスを受けたか忘れちゃった』と言ったこともあったが、それでもサーシャコーチに全幅の信頼を寄せており、こうした発言は気の置けない関係だからこそ出るのでしょう。大坂は全豪でサーシャコーチと、優勝したら、髪を切るか染めるかどちらかという賭けをした。優勝後は、『髪を切りたくないから染めるのを選択するでしょうね。でも、ピンクに染めたコーチと一緒にいるのは恥ずかしい』と得意のジョークで返していた」(スポーツ紙デスク)
トップ選手にしては珍しいのが、道具にこだわらない姿勢だ。
「試合で使用するウエアとシューズは市販のものと同じ。ヨネックス製のラケットまで市販のもの。ただ、今大会からガットをナイロンからプロ仕様に変更しました。普通、テニス選手はラケットよりガットを変えることに戸惑いますが、大坂は短期間のチェンジで成功させた」(専門誌記者)
昨年9月、日産ブランドアンバサダーへの就任会見で好きな車を問われた大坂は、すかさず「GT-R」と即答。もしや、【7】持ち前の高速サーブと同じくスピードマニアか?
「就任会見で指名を受けた『GT-R』と『リーフ』の2台をプレゼントしました。また、昨年12月から限定モデルのGT-R(1260万円)の予約を受け付け開始しましたが、おかげさまですでにキャンセル待ちの状態です。大坂さんからのご提案でボディカラーは白黒以外にミッドナイトオパールという紫っぽい特別色。内装も3種類から選べる特別仕様になっています。もしかして好きな色なのかもしれません」(日産・広報)
身長180センチ、ライオンのたてがみのような金色のカーリーヘアは世界のコートで映えるが、【8】ふだんは何してる?
「会見での受け答え、試合後にお辞儀をするなどのしぐさ、本人も『メンタリティは日本』と語るように中身は日本人っぽい。私生活の趣味は意外にインドア派で、プレステゲームの他に好きなアニメは『ハイキュー!!』『テニスの王子様』『ユーリ!!!on ICE』などスポ根もの。YouTubeなど動画もよく見ている現代っ子です。ちなみに、好きな異性のタイプに関しては米国のトーク番組では『俳優のマイケル・B・ジョーダン』、日本に帰国後のテレビでは『大谷(翔平)、顔だけね』とシャイな気持ちを明らかにしている」(専門誌記者)
恋人はマッチョ系が必然!?