輝かしい業績を残し、大鵬、北の湖と並び一代年寄となった貴乃花親方だったが、彼が極めた相撲道の最後は“日本相撲協会による圧力”に屈した結果の引退表明だった。
だが、貴乃花親方の“悲劇”は、相撲だけではなかったようだ。自身の家庭内においても、夫婦の危機に直面しているようだと9月27日発売の「女性セブン」が報じている。
それによると、おかみさんである花田景子とは今年春頃から別居。結婚以来、最悪の関係となっているという。確かに、貴乃花親方が今年8月に夏巡業先の秋田市で弟子を指導中に突然倒れ、一時はけいれんを起こして意識不明となり救急搬送された時も、景子夫人は現地に駆け付けなかった。その後帰京し、病院で検査を受けた時も、部屋の若い衆が付き添い、そこに景子夫人の姿はなかった。
それだけではない。現在、靴職人のかたわら芸能事務所に所属してタレント活動を始めた長男の優一との関係も微妙だというのだ。
「優一は昨年、貴乃花親方と敵対関係にあった陣幕親方の娘と結婚。貴乃花親方も祝福していたのですが、8月31日発売の『FRIDAY』に、妻ではない女性とのデート写真が掲載。すでに離婚協議中と報じられました。曲がったことが嫌いな貴乃花親方は、優一との関係も悪いのですが、景子夫人は息子の味方なんです」(女性誌記者)
今後、花田家はどうなるのだろうか。
「景子夫人は、華やかなことが好きな人。最近は、講演や執筆活動を増やしているようです。今後は、相撲界の事には触れないという条件で、芸能活動を始める可能性はあります。グルメや美容系の需要はあると思いますよ」(芸能ジャーナリスト)
迷走し、孤立する貴乃花親方。功成り名を遂げた相撲人生の末路は、あまりにも悲しいものとなった。