まだ騒動が完全に鎮火したというわけではなさそうだ。
ジャニーズの新人グループ・King & Princeのメンバーが乗車する新幹線に、ファンが殺到して、JR仙台駅で6分の遅れが出る騒ぎが発生したのは去る9月22日。ホームに殺到したファンたちは駅員から注意を受けたものの、素直に聞き入れず、新幹線の窓に張り付いて中の様子をうかがったり、手すりによじ登ったりという姿が見受けられ、ファンのマナーの悪さが露呈される形となった。
幸いにもこの騒動でケガ人は出ていないと多くのメディアが報じていた。しかし、26日になってツイッター上で、妹が殺到したファンに倒され、数か所打撲していたことを伝える一般人によるツイートが発見されている。
「投稿者によると、自分は、小学6年生の妹と一緒にキンプリが乗車した新幹線で、かつ、メンバーたちに近い車両に乗ったそうです。ところが席に着こうとした際に、キンプリファンと思われる人物に妹が押されて倒されてしまったんだそうです」(エンタメ誌ライター)
騒動に巻き込まれてしまっただけでも不幸なのに、誰も助けてくれず、中には暴言を吐くファンもいたとのこと。
「その後、メンバーの神宮寺勇太とスタッフと思われる人物が被害を受けた投稿者たちに謝ってきたそうですが、倒してきた人物は謝ることはなかったそうです。今回の騒動について投稿者は『いくら好きな人がいたとしても人を押し倒して平気な顔してるのは間違ってると思います。本当にあり得ないと思っています』と振り返っている。また、投稿者は警察にも連絡済みだといい、カメラ映像などにより特定されれば、傷害罪が適用される可能性もあるそうです」(前出・エンタメ誌ライター)
キンプリファンの間では今回のトラブルに対応した神宮寺を称賛する声も多いが、それ以上に絶望的なほど悪いファンマナーに危機感を持ってほしいところだ。
(田中康)