スポーツ

「西武・清原監督隠」隠密交渉の全貌(5)1年限定で「弱い球団」希望

 監督人事どころか、球団ごとストーブリーグに突入しているのがセ・リーグ最下位を独走中の横浜だ。
「このままのペースで負け続ければ、4年連続で90敗に突入する。仮に来年もTBSが親会社のままだとすれば、こんなヒドイ成績の尾花高夫監督(54)を続投させることなどないでしょう」(遊軍記者)

 3年契約のあと1年を残しての、途中解任である。「最弱&不人気&大赤字」球団・横浜の監督問題には、昨年から浮上している球団身売り騒動が深く関わってくる。昨年は住生活グループが名乗りを上げたものの、合意に至らず。今年はノジマ電機、モバゲーのDeNA、旅行代理店のHIS、さらにエネオス石油のJX日鉱日石エネルギーが売却先としてあがっている。球団関係者はこう嘆くのだ。
「誰もこんな弱いチームの監督などやりたがらない。
(OBでない)外部の人は特にね。自分の経歴に泥を塗りたくないでしょうから。あの〝大魔神〟佐々木だって、万が一にもオファーを受けないよう、逃げ回っている始末です。来年も横浜のままなら、現コーチ陣の誰かが内部昇格するしかないでしょう」
 では、球団の売却先が見つかり、新球団となった場合はどうなるのか。なんと、仰天の情報が飛び込んできたのだ。あの新庄剛志氏(39)である。
 新庄氏は先頃、2年ぶりのテレビ出演のため、生活拠点とするインドネシアのバリ島から帰国した際、スポーツ紙のインタビューに答え、「1年契約で監督をやりたい」と告白。「10日間試合をして、打率のいい順番に1番から使う」「選手に練習しろとは言わない」などと、宇宙人的アイデアを披露したのだった。そして興味のあるチームについても、こう宣言。
「弱い球団がおもしろいよね。今、最下位はどこ? 横浜と西武? 西武は強いじゃん」
 ハッキリ、横浜を示唆したのである。スポーツライターが耳打ちする。「本人がソノ気になっているのは事実です。新庄はかつてFAする際、国内なら横浜移籍を希望していた事実がある。実際、オファーを出す可能性があるのは、個性的なオーナーに代わった時の横浜しかない」
 バリ島で絵を描きながら、悠々自適生活の新庄氏。「だから刺激が欲しいんですよ(笑)」(前出・スポーツライター)
 2年契約最終年の中日・落合博満監督(57)にも、クビの二文字がヒタヒタと迫る。中日担当記者が嘆く。「就任以来、一度もAクラスを外していないのに、とにかく客が入らないから、球団は毎年赤字。試合が・・・・つまり落合采配がおもしろくないからです。しかもマスコミには一切取材協力せず、系列の中日新聞にも話さない。『見てのとおりだ』『何かあるか、今日は? ないだろ』などのひと言で終わるので、皆、激怒していますよ」
 中日新聞の幹部をはじめ、地元・名古屋の財界からも「もういいだろう」の声が上がっているという。「後任は、ミスター・ドラゴンズの立浪和義氏(42)が既定路線。選手からの人望も厚く、大スターだから客も呼べる。一気にV字回復です」(球団関係者)
 アァ、悲しき名監督。

カテゴリー: スポーツ   タグ:   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
エスコンフィールドに「駐車場確保が無理すぎる」新たな問題発覚!試合以外のイベントでも恨み節
3
これも「ラヴィット!」効果…TBS田村真子アナ「中日×巨人で始球式」に続く「次に登板するアナウンサー」
4
【高校野球】全国制覇直後に解任された習志野高校監督の「口の悪さ」/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
5
日本人に大打撃!タイ政府「外国人締め出し」で長期滞在とビザ取得が困難に…そして口座凍結まで