相撲協会に引退届を出してその去就が取り沙汰されていた元貴乃花親方が突如、バラエティ番組に出演し、家族やプライベートをぶっちゃけて波紋を呼んでいる。今後もジャンルを問わずテレビ出演するというが、46歳にして無職になった貴乃花は早くも次なる野望に向けて動き出しているというのである。
10月26日放送の「しゃべくり007SP」(日本テレビ系)に出演した元貴乃花親方である花田光司氏は、
「ちびっこ相撲とか、土俵に携わっていきたいですね」
と今後の活動について発言。それを裏付けるように、すでにアマチュア相撲振興のための活動はスタートしている。11月3、4日には田川ちびっこ相撲大会を表敬訪問。今後も地域のちびっこ相撲大会などにも声がかかれば積極的に参加する予定だと言う。
それにしてもなぜ、相撲協会退職後のテレビ出演がバラエティ番組だったのか。
先の相撲担当記者によれば、
「実は今回『しゃべくり』に出たのは2度目で、今年の7月には長男の優一氏もゲスト出演するなどパイプがある。現在、貴乃花のスケジュールは親方時代と違って、すべて自身で管理しているだけに、今は相撲協会についての話題は笑いでごまかせればというのが本音。しかも貴乃花の収入はまったくのゼロですから、テレビ出演による“小遣い稼ぎ”は年末年始の特番も含めまだまだ続きそうです」
だが、貴乃花のバラエティ緊急出演の事態は金欠だけが理由ではないという。すでに相撲協会を離れたことで、新たな一歩を進み始めていると言うのだ。その驚くべき「大いなる野望」について、11月6日発売のアサヒ芸能11月15日号で詳報している。