元貴乃花親方の花田光司氏が景子さんとすでに離婚していた。相撲、芸能の取材陣は知っていた。しかし、元弟子の貴景勝が九州場所で優勝争いを繰り広げていたため、一夜明け会見も終えた11月27日の報道となった。
この離婚によって、ダメージを受けるのは花田光司氏のほうだという。
「来年7月の参議院選挙への出馬説が絶えません。選挙直前での離婚はマイナスなので、あえてこの時期に正式な手続きをしたとの見方もされています」(政治部記者)
光司氏は自虐的に「無職ですから~」と言っているそうだが、実母・藤田紀子さん、兄・花田虎上氏とも疎遠のまま。今後、光司氏は何をするにも“独り”ということになる。しかも、これからは「偶然、バッタリ」の可能性も高くなりそうだ。
「光司氏が角界を辞めた直後、藤田紀子さんとお兄ちゃん(虎上氏)はテレビに引っ張りダコでした。光司氏はそのことがおもしろくなかったようですが、2人とも、お見通しというか、言いたい放題でしたからね」(芸能記者)
光司氏は今後の活動として、低年齢層への独自の相撲普及を挙げていたが、具体的なアクションは起こしていない。参院選出馬の情報が本当なら、現時点でのメディア出演は支援政党の歓迎するところであり、光司氏も実母、兄と同じフィールドで活動することになる。親方廃業直後、光司氏は日本テレビ系のトーク番組に出演した。兄・虎上氏も同じ日テレ系の別番組に出演していた。主テーマは、ともに「貴乃花親方の廃業」。この時はニアミスで済んだが、そうは続かないだろう。光司氏が寂しさから“ウップン爆発”なんてことにならなければいいのだが…。
(スポーツライター・飯山満)