一発屋芸人になるかと思いきや、今では日本テレビの朝の顔として定着しているハリセンボン・近藤春菜。「スッキリ」(日本テレビ系)では、メイン司会者である極楽とんぼ・加藤浩次の横を死守。人畜無害な人柄、朝にふさわしい立ち居振る舞いは、女芸人のなかでも稀有な存在と言えそうだ。
その名を有名にしたのは、「○○じゃねぇ~よ!」の“迷”フレーズ。元祖といえるベテラン俳優・角野卓造にはじまり、和泉節子、亀井静香、井脇ノブ子。カンニング竹山、マイケル・ムーア監督、映画キャラクターのシュレック、サンボマスターのボーカル・山口隆、サンドウィッチマン・伊達みきおほか、有名男性のほうが多いのは、近藤の愛されキャラゆえだろう。
そんな彼女が学生時代から夢中になっていたのは、先月惜しまれながら引退した元歌手の安室奈美恵さん。イモトアヤコと違い近藤は、安室さんと2ショットの時間を共有することができなかった。その代わりというわけではないが、芸能界に美人の友だちが多いことで有名。その誰もが、顔面偏差値がかなりお高めだ。
「彼女が番組で話しているだけでも、豪華な面々です。Perfume・あ~ちゃん、彼女の妹でパフォーマンスアイドルグループの9nine・西脇彩華とも親しく、もはや家族ぐるみだそう。Perfumeファンだったので、ウソのような昇格と言えます。一緒に京都旅行したほどの仲なのは、女優・吉高由里子と高梨臨。人脈が派手で、収入も安定したせいか、今では所持しているもののほとんどがシャネルになったらしいです」(女性週刊誌記者)
特に相思相愛なのは、吉高。旅行の写真をテレビ番組で披露したり、互いが互いの素顔を暴露しあうなど、もはや事務所公認のカンケイといえる。
近藤といえばここ数年は、“テレビ出演ランキング”の上位常連。テレビ放送の調査・測定を行うニホンモニター調べでは、『2018上半期テレビ番組出演(延べ)本数ランキング』の女性部門でトップ。男女の総合でも、3位に輝いている。「女性タレント部門」では、3年連続同期1位だ。
「お父さんは警視庁捜査二課に在籍した元警部。30年のキャリアを誇る超ベテランでした。厳格な家庭で育った品の良さも、彼女のもとに人が集まる理由かもしれません。そんな性格の良さか、金目当てか、近藤のような体型好きなのか30歳を過ぎたあたりから、異常にモテるようになったらしい」(前出・女性誌記者)
ファーストキスは、罰ゲーム。相手は、大先輩の芸人のリットン調査団・水野透だった。その後も、ケンドーコバヤシ、バナナマン・日村勇紀などに、いずれも笑いのために唇を奪われている。
現在35歳。もうビジネスキスは卒業か…。
(北村ともこ)