ドラマ「SUITS/スーツ」(フジテレビ系)で10年ぶりの月9出演を果たしている織田裕二。
さらに同作ではヒロインを務める鈴木保奈美と織田が「東京ラブストーリー」以来、実に27年ぶりの共演であることも相まって、今クール屈指の話題作となった。11月7日発売の「週刊新潮」が織田について「撮影が終われば控え室に引きこもってしまう」と報じたように世間の関心は撮影現場にも集まっている。ほかにも複数の媒体で織田の“大物気取り”や番宣に非協力的な姿勢が報じられているが、ドラマも中盤に差し掛かるいま現場の風向きが変わってきたようなのである。
「今になって織田の態度が軟化してきたと話題になっているんですよ」とは同局関係者だ。続けてもらおう。
「織田に対する周囲の緊張感は相変わらずですが、織田自身が明らかに朗らかになっている。『週刊誌でいろいろと書かれたことを気にしている』ともっぱらの噂ですね」
さらに「当初は『SUITS』の公式インスタにも写りたがらなかった織田ですが、今では織田自身がドラマのオフショットを視聴者に届けるべく、個人のインスタグラムまで開設しようとしていると言われているんです」と同関係者。
いったい、何が織田に心変わりを促したのか──。
「ひとケタ台を繰り返している低視聴率のおかげと見る向きが多いですね。このまま終わってしまうと明らかに織田は“戦犯”呼ばわりされてしまう。プライドをかなぐり捨てて勝負に出ているのは間違いありません」(前出・関係者)
最終回に向かうドラマと同様、織田にとっても正念場なのであった。
(白川健一)