織田裕二主演のドラマ「IQ246~華麗なる事件簿~」(TBS系)の第3話が10月30日に放送され、視聴率10.1%を記録。初回の13.1%、第2話の12.4%から数字を下げている。週刊誌記者が語る。
「織田演じるIQ246の貴族が難事件を解決するという物語ですが、視聴者から『事件のトリックや推理法がお粗末すぎる』という声が続出しています。今作は原作がありません。脚本家を3人にし、それぞれの担当の話を充実させる体制にしていますが、一から高度なトリックを考えるのはかなり難しいもの。泉澤陽子さんが担当している第3話までは、どうしてもキャラクター重視になっている感は否めませんね」
視聴率下落の別の要因と言われているのが、織田が演じる法門寺沙羅駆(ほうもんじしゃらく)の喋り方だ。賛否両論あるうえ、「相棒」(テレビ朝日系)の杉下右京(水谷豊)をまねているのではないかとの指摘もあがっているが、それ以上に「あの人の喋り方に似ている」と語るのはテレビ関係者だ。
「織田のものまねで有名な芸人・山本高広の持ちネタである『ケイン・コスギ』に似てるんです。その声は実は織田の耳にも入っていますが、本人は『いい物が作れるなら、何と言われようが構わない』と、まったく気にしていない様子。それに2008年頃、『織田裕二が、山本高広に物まねをされる事に不快感を示している』という報道がされましたが、その後、和解しています。今は物まねに理解があるようですよ」
「セリフを声に出して読んだら、自然とあの喋り方になった」と話している織田。ドラマが終わる頃には、本人も視聴者もあの喋り方がクセになっているかもしれない。
(長谷部葵)