潜在視聴率とはそのタレント本人を見たがる視聴者数のバロメーター。だが、「持ってる」どころか、逆に視聴者離れを起こす女性タレントも少なくない。テレビマンの証言をもとに、顔を出せばチャンネルを替えられる「潜在マイナス視聴率」を禁断公開。テレビから完全に消えるのは時間の問題かもしれない。
視聴率のアップダウンに一喜一憂するテレビ業界。コンマ1%を巡って各局がシノギを削る中、業界では「コイツが出たら視聴率が下がる」という「潜在マイナス視聴率」についても、日夜語られている。
今や業界内で「出してはいけない」と敬遠される女王格がベッキー(34)だ。
テレビ関係者が語る。
「不倫そのもの以上に、報道後の『友達で押し通す予定!笑』という居直りLINEへの反発はいまだすさまじく、ノーギャラでも出てほしくないタレントの筆頭かもしれません。現在も休養中扱いの番組が6つもあることが、全てを物語っています」
大物による救済の働きかけも水泡に帰した。
「昨年大みそか放送の『絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!』(日本テレビ系)に、いじられキャラとして出演。ベッキーは罰ゲームとして『禊のタイキック』を受けたのですが、これに『女性差別だ』との批判が相次ぎ、まさかの総スカン状態。一部のフェミニストからは『ベッキー本人も差別を助長した加害者』との指摘まで飛び出し、輪をかけて使いにくくなってしまいました」(テレビ関係者)
テレビで見ることの多い鈴木奈々(30)にも、「マイナス要因」がささやかれている。
「鈴木は女芸人以上にはっちゃけてくれるので、バラエティー番組としては非常に重宝しているんです。しかし、痛々しくて見ていられずにチャンネルを替えてしまう視聴者が大量発生するため、視聴率を下げるタレントとみられています」(テレビ関係者)
同類のオンナは他にも。
「まったく同じ傾向なのが今年ブレイクした丸山桂里奈(35)です。今年の日本テレビ系『24時間テレビ』の企画『美尻相撲対決』では引き締まった尻を披露して番組に貢献しましたが、彼女を『下品で見え見え』と毛嫌いする視聴者も少なからずいる。少し毛色は違いますが、いきなり生放送で号泣するなど突発的な行動を繰り返す遠野なぎこ(38)も『見ていてヒヤヒヤする』との理由でマイナス要因です」(テレビ誌記者)
バラエティーの盛り上げ役も一筋縄ではいかないということか。