攻撃的なキャラが数字に響くケースもある。
「黙っていたらイイ感じなのですが、いざしゃべると場の空気をピリピリさせてしまうんです。『数字に悪影響が出る』として敬遠するスタッフは少なくない」
構成作家がこう指摘するのは、フリーアナの小島慶子(46)。続けてその理由を明かすには、
「以前、テレビ朝日系のトーク番組『橋下×羽鳥の番組』に呼ばれた小島は、橋下徹氏に対して猛烈な勢いで『トランプ政権』について持論をまくしたてたのですが、局に『ヒステリックすぎる』といったクレームが殺到したんです。彼女の独善的な口調を不快に感じる視聴者は多いですね」
同様のクレームはヴァイオリニストの高嶋ちさ子(50)にも寄せられていた。
「トゲトゲした空気を作って、視聴者を萎縮させてしまう。トークのおもしろさは誰もが認めるところなんですが、キツすぎて視聴者が逃げてしまうんです。彼女に近いスタッフですら『打ち合わせしているといつキレられるかわからないから、胃に穴があきそうだ』と漏らしていたくらいですからね」(構成作家)
10月に「news zero」(日テレ系)のキャスターに就任した元NHKの有働由美子(49)には、早くも「低視聴率オンナ」の烙印が押されつつある。
同局関係者が明かす。
「就任当初は男性視聴者にアピールしようと、女をウリにした派手系メイクで臨んだものの、結果は徳永有美(43)の『報道ステーション』に惨敗。局内でも『急に色気づいた格好するもんじゃない』と批判の声が上がり、『スカートの丈を1センチ短くするごとに、数字が1%落ちる』ともささやかれました」
慌てた有働はナチュラルメイクに戻して巻き返しを図ったそうだが、
「かつてマツコ・デラックス(46)に『すっぴんはオオサンショウウオ』とイジられたように、今度はオバサンキャラが際立ってしまった。そもそも、期待が大きすぎたのかもしれません」(日テレ関係者)
こんな失望ムードの中で、有働は針のむしろだ。
「スタートした頃はしょっちゅう局内の社員食堂に来て庶民派をアピールしていましたが、最近はほとんど見かけなくなった。楽屋にこもることが多くなりましたね」(日テレ関係者)