「とくダネ!」(フジテレビ系)キャスターの小倉智昭が、11月27日から、膀胱ガンによる膀胱全摘手術のため長期休養に入った。
「ガンは3年前に発見され、これまで内視鏡での手術を2回行い、膀胱温存に望みをつないできました。しかし、病巣が前立腺や尿道にも広がりを見せ始めたことから、全摘を決意したとのことです」(テレビ誌記者)
26日の放送で小倉は、術後にはリハビリが必要で経過を見て復帰したいと話しており、「それまでサブMCの伊藤くん(伊藤利尋アナ)がクーデターを起こしていなければの話ですけど」とブラックジョークをかました。しかしあるフジ関係者は、「クーデターを狙っているのは伊藤アナではなく、長く『とくダネ!』を担当し、次期MCの座を虎視眈眈と狙っていた、笠井信輔アナのようですよ」と、前置きしてこう証言する。
「小倉さんは自身の健康問題で勇退が近いことから、“後継者”に伊藤アナを指名して、今年の4月から『とくダネ!』に引っ張ってきた。以降、番組上の笠井アナの役割が激減しています。ただしそのぶん、扱うネタ選びやニュース原稿の作成などの裏方仕事が増え、番組への貢献度、発言力は実は増しています。今後、笠井アナは、ここぞとばかりに自分の出番を増やしてくるでしょう。ただ、笠井アナは、アナウンサー界の“おしゃべりクソ野郎”とまで評されたことがあるほど、視聴者からの人気が絶望的。だから小倉さんにも信頼されなかったわけですが、本人にその自覚はなさそうです」
そもそも、小倉が戻ってくるまで番組があればいいのだが。
(露口正義)