ネットオークション・フリマアプリの「ヤフオク!」が11月27日、今年の検索急上昇ランキングを発表した。これは「ヤフオク!」において、昨年との比較で検索数が急上昇したキーワードを集めたもの。
人名部門では9月16日に引退した「安室奈美恵」がトップとなり、2位には今年30周年を迎えた「B’z」がランクイン。次いで米MLBで新人王を受賞した「大谷翔平」、2年連続での紅白出場を決めた「TWICE」、そしてドラマ主題歌の「Lemon」が大ヒットした「米津玄師」らがベスト5となった。
「そんな検索ランキングの一方で、ヤフオク!での出品数そのものも興味を惹きます。たとえば安室奈美恵の1万2795件に対し、同じく歌姫の浜崎あゆみは9262件と肉薄。いずれも長年の活動で様々なグッズが世に出ていることが理由でしょう。それに対して米津玄師は802件と少なめで、しかもCDがほとんど。活動期間が短いことからファンは多いのに関連グッズが少なく、CD以外だとポスターや掲載誌といった印刷物の出品が目立つ程度です」(週刊誌記者)
そのヤフオク!で、お笑い芸人のグッズはどれくらい出品されているのか。こちらの結果からは意外な傾向が判明したという。お笑い系のライターがささやく。
「芸人はテレビ出演が多いわりには関連グッズが少なく、人気者のブルゾンちえみでも137件に過ぎません。ほかにはひょっこりはんの99件が多いほうで、にゃんこスターでは何と15件しか出品がないのです。ただ事務所の先輩であるサンシャイン池崎はさらに少ない10件に過ぎず、活動期間の長さでは上回るガンバレルーヤに至っては8件しかありません。そして驚くのは『ナカイの窓』(日本テレビ系)にも出演した四千頭身で、彼らの名前での出品は何と“ゼロ”。いくら話題になっていてもド新人の芸人ではまだこんなものなのでしょう」
とはいえ、若者を中心に四千頭身の人気は高まっており、すぐにでもグッズが登場する可能性は高い。そうなってくると尻に火が付くのは同じ事務所のにゃんこスターであり、サンシャイン池崎ということになりそうだ。
(金田麻有)