「日本一の漫才師を決める大会」として2001年にスタートした「M‐1グランプリ」。2010年の第10回開催で一旦終了し、2015年に5年ぶりに復活。第14回となった今年は、昨年より500組以上多い4640組が参戦。決勝には和牛、霜降り明星、ゆにばーす、見取り図、かまいたち、スーパーマラドーナ、ジャルジャル、トム・ブラウン、ギャロップの9組と敗者復活戦から勝ち上がったミキの合計10組が出場。決勝進出コンビの中では最年少かつ初めての決勝進出で霜降り明星が優勝を獲得した。この大会に出場できるのは、結成15年以内のコンビ、グループであるため、ジャルジャルが出場できるのは今回が最後。印象に残るリズムネタを披露したが3位に終わった。
「このジャルジャルを『99点』と採点した立川志らくに対して、ネット上が大きくざわついているようです。高得点をつけながらも『1つも笑えなかった、だけどもおもしろかった』『プロのゲラゲラ笑うっていうのは、そんなにおもしろくないです』『最初はくだらねぇと思っていたんだけど、だんだんノリは昔のコント55号を思い出すような感じにもなってきて、とんだ漫才に惹かれました』など、意味不明なコメントを並べ立てたため『漫才師の人生かかってるのに、この点数、このコメントはダメ。審査員失格』『芸人の人生を何だと思ってんの?マジメに採点しろ!いってる意味もわかんねえ!』『巧いと言ったかまいたちには88点で笑えないジャルジャルに99点て何?』など、放送中から志らくに対する批判の声が絶えなかったのだとか」(テレビ誌ライター)
「ジャルジャルのファンなんですが、ネタは嫌いや」と言って88点をつけた上沼恵美子のように、視聴者が納得できることを体現してくれる人を、視聴者は審査員として求めているのかもしれない。