何でガマンできないの? 想像していたのとは違う事故後の生活に世間のほとんどの人々がツッコミを入れてしまったようだ。
酒気帯び運転でひき逃げをしたとして芸能界を引退したモーニング娘。元メンバーの吉澤ひとみ被告の初公判が11月29日、東京地裁で開かれた。吉澤被告は起訴内容を認めており、検察側は「危険性の高い行為で、刑事責任は重く、悪質だ」と吉澤被告を批判し、懲役2年を求刑。翌30日、懲役2年、執行猶予5年の判決を言い渡した。
29日の公判では、事故後に東京都公安委員会は吉澤被告の運転免許を取り消す行政処分を行っていたが、吉澤被告は今後も車に乗るつもりもなく、免許を再取得する意思がないことを説明している。
この決断に吉澤被告も自身が犯した罪の重さを痛感したか? と一瞬思ってしまうところだが、29日の公判で、そんなこともどうでも良くなってしまう衝撃の事実が明らかになっている。
東スポWebによれば、検察側から現在の吉澤被告の飲酒量を問われた吉澤被告の夫は「急激に減っています」と返答。さらに「まったく飲んでいないということではない?」という問いには「そうです。急激に減っています」と、飲酒量は減っているものの、完全に酒断ちができているわけではないと答えていたという。
吉澤被告が車の運転はあきらめつつも、まだ飲酒を続けているという事実を知った世間の人々からは「まだ飲んでるんかい!」「運転辞めるんじゃなくて、そこは酒をやめようよ」「この人、本当に反省してるのか」「全く誠意が感じられない。これ、もっと罪重くしていいだろ」と、当然だが、手厳しい意見が殺到している。
「事故映像を見ても、一歩間違えれば死亡事故にもなっていたことがわかりますから、事故を機にお酒をあきらめるのが一般的な人の考え方でしょう。ですから、車をあきらめて、飲酒は続けるというスタイルに驚く人が多いのも無理はないでしょう。また、弁護側は夫や母親が監督を約束していることもあげて、吉澤被告は真摯に反省していると主張していました。しかし、『女性自身』によれば、初公判を控えた20日に都内のデパ地下でおつまみを物色し、母親とチーズを試食し、満面の笑みを浮かべる一幕もあったということですから、そうなってくると監督役の母親にも問題があるように思えてしまいますね」(エンタメ誌ライター)
どうしてもお酒を断つことができないからこそ、車の運転はあきらめたようだが、仮に自転車でも飲酒後は飲酒運転になるだけに気をつけてもらいたいところだ。
(田中康)