かねてから破局説が浮き沈みしていた男女お笑いコンビの「にゃんこスター」に、本当の別れが到来しそうだ。12月3日放送の「中居くん決めて!」(TBS系)にてアンゴラ村長が、スーパー3助との破局危機を明らかにするという。
そのにゃんこスターは、駆け出しの女芸人だったアンゴラ村長がスーパー3助に一目惚れし、自らアタックして交際を開始したことで知られている。そこからお笑いコンビを始めた「それ順番おかしいだろう」という二人だが、別れてもコンビを続けたいという3助に対して、アンゴラ村長は「別れたら解散かな」とドライな構え。そんな二人の破局を「早く別れろ!」とばかりに待ち望んでいる芸人たちがいるというのだ。お笑い系のライターがささやく。
「お笑いの世界では、相方を替えることは少しも珍しくありません。しかもにゃんこスターは結成1年7カ月に過ぎず、腐れ縁というにはほど遠い。それゆえアンゴラ村長が破局危機を明かしたことは、芸人たちの間では『FA宣言』だと受け止められているのです。新たな相方を求める芸人たちにとって、アンゴラ村長の可愛らしさと知名度は大きな魅力。そして何より芸人としてまだ未熟だという点が、相方としてはうってつけです。『にゃんこスター』の伸び悩んでいる原因が、3助の実力不足にあるのは明らか。それゆえ『オレと(私と)コンビを組めばキミをもっと輝かせられる!』と、相方募集中の芸人たちが男女を問わずに前のめりになっていますね」
リズム縄跳びに関しては、3助の絶妙なツッコミで芸として成立しているのは疑いようがない。しかし新たなネタを開発することもできず、私生活では朝まで飲んでは夕方まで寝るという自堕落な生活を送る3助に対し、アンゴラ村長は「こんな生活だから15年間売れなかった」とさじを投げているのが現状だ。
「そんな3助だからこそ、アンゴラ村長も芸人として成長できないのでしょう。彼女は早稲田卒の才媛ですが、頭の良さが芸人としての成長を妨げているのも否めません。たとえばトップバカを決める勝ち抜けクイズ企画では自分の見せ場を作るといった発想ができず、第一問であっさりと勝ち抜けするといった具合です。そんな姿を見て『お前がアドバイスしてやれよ!』と3助に対してイライラしていた芸人たちは、アンゴラ村長が自分の相方になったらどう料理してやろうかと、いまからウズウズしているでしょうね」(前出・お笑い系ライター)
はたしてアンゴラ村長は、FA宣言して巨人に入団した広島・丸佳浩選手のように引く手あまたとなるのか。ともあれ次の相方選びでは、3助タイプを選んでしまわないことを祈りたいものだ。
(金田麻有)