だが、地位も金も失った貴乃花の窮状に、複数のタニマチが手を差し伸べようとしている。元後援会関係者の話。
「親方のプライベートを知るタニマチからしてみれば、離婚したことで身の回りの世話をする女性が必要なのは衆目の一致したところ。そこで浮上しているのが“政略結婚”です。すでに親方の知人レベルでは、経済的にも余裕のある有力な女性を紹介して励まそうという話が盛り上がっているのです。実際、結婚までいかなくても交際に発展すれば、現在の金欠状況は確実にクリアできる。さらに、部屋を運営していた頃に比べて酒量が増えていると言われているので、そのあたりの健康状態を以前のように管理するためにはパートナーが必要であるという認識です」
そうした中、11月上旬には、30代と思しき黒髪の女性との、銀座カラオケデートが写真週刊誌にキャッチされるなど、早くも“嫁取り”に向けての活動が何かと喧伝され始めているのだ。
「写真週刊誌に撮られた日は、タニマチ男性2人との慰労会だったと聞いています。そこに同席した女性はタニマチの知人だったようで、初対面だったとか。今後交際に発展するかは定かではありませんが、親方も当日はかなりアルコールも進んで上機嫌だったと聞いています」(元後援会関係者)
すでに今回の写真週刊誌の報道時点では景子さんとは離婚しており、文字どおり独身生活の寂しさを紛らわせているということか。スポーツライターが語る。
「貴乃花の好みのタイプは、男の後ろを三歩下がってついてくるような大和撫子。その点では、結婚当初の景子さんは、まさにうってつけの女性でした。貴乃花は10代の時に女優の宮沢りえとの婚約破棄騒動がありましたが、あの件も、結婚を機に家庭に専念するという花田家の掟をりえママが拒否したことが引き金となった。ところが景子さんも、16年に中野坂上から江東区へ貴乃花部屋が移転した頃から、講演や食料品の商品開発など副業に邁進。さらには会社を五反田に設立するなど旺盛な活動をしていたことを、貴乃花は露骨に嫌がっていました。次のお相手となれば、タレントのような有名人は考えづらい。また、バリバリのキャリアウーマンではなく、家事手伝いのような堅実な女性を選ぶのではないか。となれば約2億円の抵当権問題も解決の方向に向かうだけに、貴乃花にとって嫁取りは起死回生の一手なのです」
すでに「脱金欠」の布石は打たれようとしているのだ。