9月に思わぬ脚光を浴びたのは、ベテラン女優の三田佳子(77)だった。次男が逮捕され、「監督責任」を問われる事態に追い込まれたが、
「次男が同じ罪で逮捕されるのはこれで4回目。そのたびに『小遣いを月に30万円』渡していたなど、親バカぶりが明らかにされました」(芸能デスク)
それでも今回は謝罪コメントの中で、「もう力及ばずの心境です」と突き放し、これであわや“コールドゲーム”の風向きが変わったという。
「さすがに同情が集まり、三田のブログにも応援コメントが寄せられた。仕事にもそれほど影響はなく、テレビ局でもドラマでの起用案が出ているそうです」(芸能デスク)
土壇場で「解任」は免れたようだ。
政界からは10月に第4次安倍改造内閣が発足し、初入閣直後にバックスクリーン3連発の「文春砲」を浴びたのは、片山さつき地方創生担当相(59)。国税庁への口利き疑惑が報じられて大炎上してしまった。
「大臣になりたくてずっとウズウズして、二階俊博幹事長(79)にアピールしていました。身体検査したら絶対に問題が出ると言われ、これまで避けられていたのに、なんで今回入閣できたのか。不思議なんだよね」(自民党関係者)
それでも持ち前の打たれ強さを発揮して、ピンチを乗り切る1球を投じた。名誉を傷つけられたとして、発行元の文藝春秋に1100万円の損害賠償を求めて提訴したのだ。
「これで厳しく追及されても、裁判中を理由に詳細な説明から逃れることができる。政権へのダメージも最小限に抑え、むしろほめる議員もいるくらいです」(自民党関係者)
このまま全責任を秘書に押しつけて、ポストを堅実に死守しそうだ。
同じく政界では、ストッパーとして「魔球口撃」を見せつけた、自民党の杉田水脈議員(51)が選出された。「新潮45」(8月号)に寄稿した際、
「(LGBTは)生産性がない」
と主張して批判が殺到。その最中、「新潮45」(10月号)で杉田議員を擁護する特別企画が掲載され、再び騒動に。結局、同誌は休刊に追い込まれるハメに。
「永田町ではあまり話題にならなかったんですよ。杉田議員が連日批判されていた時に安倍総理は、『そんなに騒ぐほど大物なの?』と言って、ほとんど関心を持っていなかった」(政治部デスク)
杉田議員も執行部から注意をされたくらいで、おとがめはなかったという。それどころか不謹慎にも、
「『杉田君って美人だよね、特にヒップラインがいい』と魔性エロスにハマる声も聞こえてきました」(政治部デスク)
尾谷氏もこう言って称賛する。
「ドSっぽい感じがします。罵られながらバシバシ叩いてほしい」
今年知名度が急上昇した、遅咲き美魔女の活躍は今後も楽しみだ。