「ジャニーズにもね野球チームがあったんだよ。ジャニーさんが最初に野球チーム作って、ジャニーズ事務所ができた。で、女性の野球チームもあったんだよ。男子の会社だとばっかり思ったら、女子もいるんだと思って…」
これは田原俊彦が、かつて所属したジャニーズ事務所について、自身のYouTubeチャンネル〈田原トシちゃんねる!〉で6月17日に明かしたエピソードだ。
創業者であり、前社長のジャニーズ喜多川氏の性加害問題で揺れに揺れるジャニーズ事務所。5月21日には「サンデーLIVE!!」(テレビ朝日系)に出演した東山紀之が「社名変更」も示唆する発言をし、これまでジャニーズタレントが出演する舞台でクレジットされてきたジャニー喜多川氏の名前が、9月の舞台「ドリームボーイズ」から外されるなど、波紋は広がり続けている。
そんな中での田原のYouTube動画は、1980年代を象徴する中森明菜、松田聖子、ピンク・レディーなどの女性アイドル9組を「田原が監督をするなら」と、野球のベストナインのように選出する内容。80年に引退した山口百恵を守備の要のキャッチャーとして、79年デビューの自身を当時「素人だった」と振り返る。何を話したかも覚えていないほど、雲の上の人だったというのだ。
また、小泉今日子をサードに据えると、
「華のある、ジ・アイドルが守るべき。男で言えばボクですね」
と矜持を見せた。
「意外と知られていませんが、ジャニーズからも女性アイドルがデビューしています」
と言うのは、ベテランの芸能記者だ。「スリーヤンキース」は数少ないその1組であり、
「リーダーの橋本美砂子をキャプテンと呼び、川島志津子がセカンド担当、松尾貴子をキャッチャー担当とするなど、フジテレビの女子野球番組『ニューヤンキース』の企画を発端に、1978年から79年に活動しました」(前出・ベテラン芸能記者)
「メリーさんがやってたのかね。メリーズ…こえ~な!」
田原はそう言って、笑いを誘ったのだった。
(所ひで/ユーチューブライター)