かつての「女子アナ王国」も崩壊か!?
ORICON NEWSが年末恒例の「好きな女性アナウンサーランキング」を発表したのは12月7日。昨年のランキングでは日本テレビの水卜麻美アナが5年連続の1位で「殿堂入り」を果たしているため、今回は投票対象外に。そのため、誰が頂点に立つのか注目が集まっていたが、3月にNHKを退社した有働由美子アナが昨年の2位からそのままランクアップ。初のクイーンの座には輝いた。2位には毒舌キャラが定着しつつあるテレビ朝日の弘中綾香アナ。3位には10年、11年のランキングで2年連続1位を獲得しているフリーアナウンサーの加藤綾子アナが続いた。
さらにフリーアナウンサーの川田裕美アナが4位、日テレの徳島えりかアナが5位にランクイン。テレビ東京からは大江麻理子アナが6位に入っている。
また、TBSでは可愛らしい見た目からは想像できないダークな内面が見え隠れし始めている宇垣美里アナが9位で初めてのランクイン。TBSアナが同ランキングでトップ10入りするのは、14年に枡田絵理奈アナ(現在はフリーアナウンサー)が8位にランクインした以来、4年ぶりのことだ。
逆にキー局、NHKを含めて、唯一ランクインを逃したのがフジテレビだ。
「アイドル系の女子アナを多数擁していたフジテレビですが、カトパンが退社してから看板アナといえる人気者は不在。昨年のランキングでは飾らず親しみやすいキャラクターの山崎夕貴アナが9位にランクインしていましたが、今回はランク外に。3月に芸人のおばたのお兄さんと結婚していますし、既婚者であることを考えると看板アナとして育てることは得策ではないでしょう。となれば、若手アナたちに頑張ってほしいところでしょうが、ビジュアルがいいアナウンサーはそろっているものの、みんな似たような印象でキャラが立つ者が少ないのが難点ですね」(エンタメ誌ライター)
アイドル化に力を入れるのもほどほどにして、個性的なキャラクターの女子アナを新戦力として迎えることが最善策か?
(権田力也)