器が違い過ぎる?
12月12日放送のラジオ番組「中田敦彦のオールナイトニッポンPremium」(ニッポン放送系)で、お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦が、後輩芸人の気遣いに感激する一幕があった。メイプル超合金のカズレーザーのことである。
「中田は10月にアパレルブランドのネット通販ショップを立ち上げ、胸に『幸福洗脳』と書いたTシャツを売り出したところ、バカ売れ。品薄状態が続いたことからカズレーザーは中田に直接接触して、トレードマークの全身赤ずくめの衣装にTシャツの文字部分を貼り付けて着たいと申し出たんです。感激した中田は赤Tシャツを制作。東京・乃木坂にオープンしたショップまで買いに行くというカズレーザーを押しとどめ、『お代はいらない』と手渡しした。すると、カズレーザーは同居人(トレンディエンジェルのたかし)の分を自腹を切って購入したんです」(ネットライター)
中田はカズレーザーの心遣いに大感激。先輩の「お代はいらない」という厚意を遠慮することなく受け取り、先輩の懐具合を心配して、同居人用とこじつけて支払う細やかさに胸が熱くなったようだ。
「中田がカズレーザーに舌を巻いたのは、実は2度目。クイズバラエティー番組『Qさま!!』(テレビ朝日系)でのカズレーザー初出演時に共演していました。慶大卒の中田は京大卒の宇治原の対抗馬としてクイズ芸人として注目を集めていたんですが、同志社大卒のカズレーザーがとんでもない博識ぶりを爆発させたんです。もともと年200冊の本を読む読書家で知識量は半端なく、勘の良さ、早押しの速さも中田の上を行く、まさにクイズの申し子だった。圧倒的な強さを目の当たりにした中田は、以後『Qさま!!』出演をみずから封印してしまったといわれるほどです」(芸能ライター)
カズレーザーは同番組で優勝するほどの実力者。加えて抜群の気配りができるのでは、中田はかないっこない。この日の放送では、「1日店を開けて(商品が)1点も売れない日が来た」と慌てふためいていた中田。切れ者カズレーザーにアドバイスを求めてみてはいかがか。
(塩勢知央)