よくぞ言ってくれた! お笑い芸人の山里亮太にそんな賛辞が寄せられている。これは6月16日放送のラジオ番組「おぎやはぎのメガネびいき」に電話出演した山里が、嫌いな芸人としてオリエンタルラジオ・中田敦彦の名前をあげたときのエピソードだ。
ホロ酔い状態で出演した山里は、中田のことを「お酒と関係なく普通に嫌い」と宣言。さらに「今、鼻につきません?」と追い打ちをかけた。そんな発言にネットでは「その通り!」「山ちゃん勇気あるなあ」と称賛が集まり、世間の声を代弁した形になっているようだ。この発言についてお笑いに詳しいライターが説明する。
「たしかに最近の中田は調子づいているともっぱらの評判です。『PERFECT HUMAN』が大ヒットしたことで表舞台に復帰し、ワイドショーではコメンテーターとして尖った発言を連発。自分でもドン底だったと語る昨年とは大違いですが、今の人気にハシャギ過ぎている感は否めず、自分に酔っている姿が見苦しくも感じられます」
まさに現在の中田は「PERFECT HUMAN」バブルの真っ最中と言えそうだ。しかし歌ネタに持続力がないことは歴史が証明済み。バブル人気がそろそろ賞味期限切れになりそうな中田に比べ、山里の安定ぶりが際立っていると、前出のお笑いライターが指摘する。
「年間400本近いテレビ出演に加え、ラジオのレギュラーは週3本。ナレーション仕事も入れると年間600回ものメディア出演をこなしています。そんな売れっ子にも関わらず自虐ネタも辞さないので、使い勝手の良さはピカイチでしょう」
来年も今の人気を維持できそうな山里に対し、バブル崩壊の危機に直面している中田。慶應卒のインテリを鼻にかける中田にはぜひ、その危機を回避するパーフェクトな対策を考えてもらいたいものだ。
(金田麻有)