プロ顔負けの料理の腕を持つタモリ。タモリが「笑っていいとも!」(フジテレビ系)その他で紹介した、料理のアイデアの数々は「タモリレシピ」として知られ、ネット上などで広く共有されている。
料理だけでなく“おもてなし”へのこだわりも強く、「気取った料理を気取って食べさせる料理人はバカ」「料理はリラックスして食べるもの。緊張させるラーメン屋のオヤジとか、緊張させる頑固な寿司屋のオヤジとか、ああいうのは大嫌いなんだよ」と語ったこともある。
「タモリが『いいとも!』終わりでよく行っていたという、ぱりっと清潔な白いのれんが気持ちがいい市ヶ谷の蕎麦店『大川や』は、職人の腕を感じさせる確かな味はもちろんですが、上品な佇まいながら、温かい雰囲気で入りやすい、知る人ぞ知る名店です」(週刊誌記者)
多くの有名人を感動させるのは、そんなタモリの自宅でのおもてなしぶりだ。
「香取慎吾がまだ10代の頃。初めてタモリの自宅に招かれると、タモリは香取が大好きな高級牛肉をわざわざ空輸して取り寄せ振る舞ったといいます。さらに香取がタモリの自宅シアターで映画『ターミネーター』を観ていると、主人公登場のおなじみのシーンで、タモリが生まれたままの姿で同じポーズをとっていたそう。これには香取も大笑いさせられるとともに、感動したといいます」(テレビ誌記者)
これぞまさに、お・も・て・な・し。東京五輪はタモリに任せてみてはどうか。
(露口正義)