Netflixで先行配信されている恋愛バラエティ番組「あいのり:Asian Journey」(フジテレビ系)の内容が物議を醸している。12月上旬に公開された第6話では、旅のメンバーが、か弱い女性に対し、激しい暴言や暴力行為をするシーンが長時間流されたという。
「現在の『あいのり』は、かつてのピュアな恋愛番組とは真逆の内容になっています。今回問題となっているのは、女性メンバー・でっぱりんが、別のおとなしい女性メンバーの頼りなさに激怒し、最終的に暴力を振るうシーン。番組では敵意のない女性に対する暴言、暴力、そしておぞましい絶叫シーンがひたすら続き、現地の警察も出動するなど、ヤラセレベルではない異常な光景を放送。その後、他のメンバーはPTSDを発症し旅が続行不可能になるなど、もはや収拾がつかない状況となっています」(テレビ誌記者)
あまりに衝撃的なシーンが続くため、シーンの冒頭には〈これからの映像は精神的なストレスを感じられる方もいらっしゃる可能性があります。また小さいお子様がご覧になる時は、なるべく保護者の方もご一緒いただくようお願い致します〉と、バラエティでは異例の字幕が挿入される事態となっている。
今回の内容に、MCのベッキーや旅のメンバーのSNSは大炎上しているという。
「関係者のSNSには、数千を超える大量のコメントが寄せられており、『テレビ史上最悪の放送事故』『これはテレビで放送していい内容ではないと思う』『番組でここまで心臓がバクバクしたのは初めてです。見た後、怖くて眠れなくなりました』という苦情のほか、ベッキーのツイッターにも『今回の件は傷害事件だと思います』『あんな理不尽な言いがかりと暴力をなぜスタジオで笑って観れるのか不思議です』と怒りの声が殺到しています」(前出・テレビ誌記者)
その一方、一部のバラエティファンからは「今時、ここまで振り切れた番組はないからおもしろい」「クロちゃんの『モンスターハウス』より衝撃的だった」と評価する声もあがっているが、今後、地上波放送となれば、さらなる物議を醸すことになりそうだ。