人気上昇中のアイドルグループ・夢みるアドレセンス(夢アド)の最新シングル「大人やらせてよ」(11月23日発売)において、ゲスの極み乙女。の川谷絵音が作詞・作曲を担当していることがわかった。
夢アドではすでに同曲のリリースイベントを何度も開催しているが、なぜか肝心の新曲を披露していなかったため、ファンの間には疑問が渦巻いていた。その謎が解けたいま、当のファンからは「オレたちは川谷の曲を買わされていたのか!」と不満の声もあがっている。一方でアイドル誌のライターは、今回の川谷起用には大きな意味が隠されていると指摘する。
「普通に考えれば不貞相手のベッキーがまだ完全復帰を果たしていないうちに、川谷を起用することは非常にリスキーなはず。それをこのタイミングで解禁したということは、広告業界ではすでに川谷の行為を許していることを意味しているのではないでしょうか。というのも夢アドを運営しているのが大手広告代理店の博報堂であることは、アイドル業界では常識ですからね」
夢アドは博報堂が実施したベンチャー起業公募制度を元に、同社社員が2012年にスタートさせたプロジェクト。それゆえ夢アドの運営に、博報堂の意向が反映されていることは自明だろう。ここでアイドル誌のライターが続ける。
「夢アドはシングル発売に合わせ、11月22日付の朝日新聞・首都圏版に全面広告を打っています。この広告にでかでかと『川谷絵音』と印刷されているのですから、博報堂がもはや川谷の名前をタブー視していないことは明らかでしょう」
今回のシングルがきっかけとなって、川谷には楽曲の提供依頼が殺到する可能性もある。リーダーを務めるゲスの極み乙女。は活動を自粛しているものの、川谷の懐事情はむしろ好転しそうな勢いだ。
(金田麻有)