4月15日からNetflixで全世界同時配信されている映画「彼女」。モデルで女優の水原希子と、「ゲスの極み乙女」のドラマーとしても活躍する、さとうほなみの同性が恋愛対象の女性同士のベッドシーンが話題となり、あっという間に4月23日には、部門別視聴ランキング1位に躍り出た。その中身とは─。
「あん、はぁ、はぁ‥‥」
あおむけにもかかわらず、柔らかな丘が際立つ水原の美バスト。中央に実る薄ピンク色のバストトップにさとうが舌を這わせると、恍惚とした表情を浮かべ、濃密な息を切なげに吐く。
刺激を受けたバストトップは、みるみる硬さを増し、さとうの舌が腹部を通って下腹部へと移ったところ、
「ええ、恥ずかしいよぉ、あぁん、はぁ、あん…」
「ヤメる?」
「やだ…」
「ふふふ」
「あぁん、はぁ、あ…」
ピチャピチャと響くイヤらしい音。その音に呼応するように水原の声が高まったところで一度キスを交わし、さとうの右手が水原の秘部をとらえた。胸を舐めながらも激しく動く右腕。
「あん、あん、あっ、あっ、死んじゃうッ、死んじゃうッ、死んじゃうッ!」
水原は、さとうを抱き締めながら、限界を超えて果てていく─。
クライマックスに訪れるこの女性同士の愛欲シーンは、約10分間、ほぼノーカットで繰り広げられている。映画評論家の秋本鉄次氏によれば、監督の廣木隆一氏は、ピンク映画出身。艶っぽい内容の作品を多く撮っているという。「近年は若い男女のベタなラブストーリーを得意とします」とのことだが、本筋には、艶っぽさを伴う「ラジカルな作品が」常にあるという。寺島しのぶに野外で小用を足させる演技もさせた「ヴァイブレータ」(ステューディオ スリー=シネカノン)や、瀧内公美がデリバリー嬢を熱演した「彼女の人生は間違いじゃない」(ギャガ)もがその例だというが、「しかも今回は、性的表現の規制が通常の劇場公開作と比べてかなり緩いNetflixでしょ。となれば、過激でないわけがありません」と強調する。
そもそも水原は、これまでも性を巡る話題を振りまいてきた。女性誌記者によれば、
「父親はアメリカ人、母親は日本生まれの韓国人で、10代の頃はファッション誌で活躍する正統派モデルでした。09年に映画『ノルウェイの森』(東宝)で女優デビュー。その翌年、女性外国人モデルとのマッパ写真が発掘されています」
12年にインスタを開設すると、妖艶度は加速する。
「14年には白い肌着でM字開脚する女性の下腹部を『これはアートです』と投稿したり、17年頃には洋服越しにバストトップが浮き出たノー肌着写真をたびたび投稿。バラエティ番組でも胸用の肌着について、『面倒くさい。“トゥン”ってしちゃう時があるんです』と、あけすけに話していました」(女性誌記者)
また、「要は、海外セレブ的な『パリピ気質』なんでしょう」と前置きして芸能評論家の三杉武氏もこう話す。
「16年から18年頃まで俳優の野村周平と交際していた時は、マスコミをあおるように堂々としていて、批判的に見られたこともありました。18年10月に所属事務所から独立すると、日本仕様のバラエティ路線から完全に一線を引きました」
以降、タガが外れたように肌見せが増え、4月15日には誌面の9割を脱ぎ姿が占める写真集「夢の続き DREAM BLUE」(PARCO出版)を発売。それと同日に、映画「彼女」の配信となったのだ。