12月31日に大阪・京セラドームで開催されるNEWSのカウントダウンコンサートが、悲惨な状況になるという。チケット売買サイトでは定価の8500円を大きく割り込む金額で取引されており、「空席祭り」になるのは必至の情勢。しかも同日に東京ドームではNEWS以外が勢ぞろいするカウコンが開催され、プロデューサーに転身した滝沢秀明が今井翼と「タッキー&翼」を一夜限りで再結成するなど、ジャニヲタの興味はこちらに集中しているのである。
「世間からは、6月に発覚した小山慶一郎と加藤シゲアキによる未成年女子との飲酒疑惑を踏まえて、ドームコンサートの開催自体に疑問の声も出ています。ただ今年はNEWSにとって15周年という節目で、今回のドーム公演自体は1年以上前から決まっていたはず。10周年の2013年にも東京ドーム公演を開催しましたし、8月には初のスタジアムライブも行ったことから、今回のカウコンも意地でも開催したかったのでしょう」(芸能記者)
ただカウコンについては券売状況も思わしくなく、ドームコンサートに見合わない客入りに終わるとの観測も根強い。またライトなファンの来場も予想され、アイドルにとっての荒稼ぎの場である物販についても、通常のジャニーズ系コンサートには遠く及ばないと噂されている。そんな状況がNEWSの今後に大きく影響するというのである。
「客入りが悪くてもジャニーズがライブの質を下げることはできず、今回のカウコンでは事務所がそれなりの損害を被る恐れも高い。年商1000億円と言われる巨大エンタメ企業にとっては十分に吸収できる金額とは言え、損失の原因が小山と加藤の不祥事にあることは明らかです。それゆえ今後、二人は事務所に対して絶対に頭が上がらず、奴隷同然の言いなりになるほかないでしょうね。それに対して、疑惑はあれど表だって問題化はしていない手越祐也と、不祥事にいっさい関わっていない増田貴久の2人は、従来通りの好待遇を得るはず。ただ2人の仲はイマイチとの見方もあり、彼らがデュオ『テゴマス』として活動するかどうかは不透明です。それでも世間から見れば『テゴマスの2人が活躍している!』という形に映ることは十分にありそうですね」(前出・芸能記者)
この調子では来年にも、舞台を得意とする増田にとって最大級の主演舞台が開催される可能性も十分にありそうだ。
(金田麻有)