昨年の惨状を再現するのか、さらに悲惨な修羅場になるのだろうか? 8月27日と28日に東京・味の素スタジアムで開催される「a-nation stadium fes」にて、浜崎あゆみが2日目のトリを務めることが発表された。音楽ライターが昨年の同フェスを振りかえる。
「強く記憶に残っているのは、前半が終わってから続々と客が帰り始めたこと。そしてトリの浜崎が鎖に縛られたシーンで観客から『ボンレスハムかよ』との声があがっていたことです。昨年は前半ラストに登場したAcid Black Cherryが大盛り上がりで、休憩に入ると彼らのファンたちが次々と会場を後に。そのため浜崎はガラガラの客席を前に歌うハメとなりました。今年はさすがにAcid Black Cherryの出演順を変えてくるかもしれません」
そんな人気バンドのほかにも、根強いファンを持つアーティストの出演が決まり、空席祭りを加速する恐れがあるという。音楽ライターが続ける。
「それは5年ぶりに出演するSKE48です。しかも味スタでのa-nationに登場するのは今回が初めてなので、ファンの期待は高まっているはず。そんなSKEファンは他のエイベックス系アーティストにほとんど興味がないので、ステージ終了と共に席を立つことは確実。少なくても数千席が一気に空く光景は覚悟しておくべきでしょう」
こうなったら浜崎のバックダンサーにSKE48を起用し。コラボ曲を歌わせるくらいの思い切りを見せてはいかがだろうか。そのほうがよっぽど全員を幸せにできるかもしれない。
(金田麻有)