2010年に日本テレビを退社し、フリーに転身した脊山麻理子アナ。だが、最近は本業よりも艶系のDVDや写真集が主軸となっている。11月10日、写真集「S」と「M」を同時発売。その中で脊山は、ボンデージファッションをまとった女王様と恍惚の表情で縛られる女を演じている。
「彼女の父親は、医師で東京大学医学部名誉教授、お茶の水女子大学名誉教授の脊山洋右。本人も慶應義塾大学卒業の才女。今回、なぜ38歳で艶系の仕事に走ったのかがわかりません。熟女ブームの折、需要はあるのかもしれませんが、そこまでして芸能界にしがみついていたいのか。何かを発信したいという気迫は感じられず、もの悲しささえ漂います」(芸能記者)
もう1人。“芸能界にしがみついてる感”のある人といえば、今年の8月に芸能界を「引退」したはずの元フリーアナウンサーの小林麻耶だ。11月11日に発売された著書「しなくていいがまん」は、早くも増刷が決まったという。
小林ファン健在を証明したようなものだが、女性誌記者はこう分析する。
「妹の麻央さんの闘病中や、亡くなった頃をピークに、少しずつ読者は減っているようです。それでも、数秘占いを日々更新するなどで根強い読者を獲得していて、ランキングの上位に名を残すことも。麻央さんの遺児の麗禾ちゃんと勸玄くんを話題にし過ぎると非難されてからは、そのことはアメンバー限定で書くようにしています。11月27日には夫とのハワイ旅行をブログで報告するなど、引退宣言したとはいえ、まだまだ注目されたい気持ちがぬぐえないのではと思います」
脊山と小林からは、一度浴びたスポットライトからは、なかなか離れがたいという後ろ向きの執着を感じてしまう。それゆえ迷走ぶりが際立つというのが、現在のお2人の置かれた状況のようだが、今年こそは目を見張るような新展開を期待したい。