インスタグラムで、沖縄の米軍普天間基地飛行場の辺野古への移設に反対署名を呼びかけたタレントのローラについて、高須クリニックの高須克弥院長が12月25日、ツイッターで、〈僕なら(CMを)降ろします〉と投稿し、波紋を呼んでいる。
ローラの署名運動は、23日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)でも取り上げられ、コメンテーターのデーブ・スペクター氏が「今は10社以上に出演するCMタレントなのに、そういうリスクの高い発言はすべきかどうか」と疑問を呈すと、テリー伊藤氏は「この程度の発言でCMを降ろす企業って何なの?」とローラを擁護。高須院長のつぶやきは、このテリー氏の発言を指して投稿されたものと見られている。
「ローラは昨年、所属事務所と独立トラブルを起こして以降、メディア出演が激減し、CM以外で見かけることは極めて少なくなりました。本人はハリウッド進出に意気込んでいるとも言われていますが、まだチョイ役しかもらえていないのが現状。つまりローラにとってCM出演は生命線とも言え、発言力の大きい高須院長の投稿は、これに少なからず影響を与えるかもしれません」(広告代理店関係者)
ローラの呼びかけについてネット上でも、〈24時間で消えるインスタストーリーで呼びかけるのはセコい〉〈普天間基地の近くに住む人たちのことは考えているのか?〉〈海外セレブのマネをして政治的な発言をしただけで中身はなにもない〉と、辛辣な意見は多い。
「事務所独立騒動の際にも、CMを巡ってはかなり危うい状況になったことはローラもよくわかっているはずです。事務所と和解に至ったことからCM契約は維持できましたが、今回の件で周辺関係者の間からは“またか”といった呆れた声が聞こえてきます」(芸能関係者)
はたしてローラは出演CMで見せまくる穏やかな表情よろしく、今後もマイペース発言を続けていくのか。