1月7日放送のラジオ番組「たまむすび」(TBSラジオ系)にとんねるず・木梨憲武がゲスト出演。テレビレギュラーゼロの理由を熱く語った。
昨年3月に放送終了した長寿バラエティ番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)以降、テレビでのレギュラー番組が皆無となった木梨。昨年11月24日放送の「みなおか」の名物コーナーを独立させたバラエティ番組「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」(フジテレビ系)の出演もスルーしているが、そのために、相方の石橋貴明との不仲やとんねるず解散の噂を招くこととなっていた。
「とはいえ、木梨は解散は考えてないようです。ただ、体力的についていけない事態に陥っています。番組では夜8時過ぎに寝て午前2時に起床するタイムスケジュールを送っていることをぶっちゃけてましたからね。まず午前2時に起きた後、早朝トレーニング。ストレッチなどをして汗をかき、4時に朝食をドカ食いして、お腹いっぱいになった後、シャワーを浴びる。すると5時半ぐらいに睡魔が襲ってくるので、抗うことなく、もうひと眠りするんだそうです。朝の早いおじいちゃんを通り越して、寝たい時に眠りたいだけ寝る赤ん坊のような生活を過ごしているということですよ」(芸能ライター)
運動部出身で、朝練などの習慣もあった木梨。レギュラーの縛りがなくなってからは、一層自由な生活となったようだ。
「夜遅い時間まで延々収録の続くバラエティ番組はもう対応できないんです。今、木梨の土曜朝6時のラジオの生放送『木梨の会。』(TBSラジオ)のみがレギュラーなんですが、これはすごくハイテンションな番組。で、オフの早朝スタートのゴルフへは、ジムに行って泳いで、汗を流してから出かけるパターンだそうです。そんなこんなで周囲は到底ついていけない。朝早いだけなら害はないが、その後必ず寝てしまって使い物にならないのでは、周りに迷惑をかけてしまうんですね。だから『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』も断ったわけです。この番組は石橋が目をかけているバナナマンが木梨の代わりに司会進行を務めましたが、昭和のネタをおもしろがる石橋を、当時を知らない2人がまったくフォローできなかった。ギクシャクが続いた結果、10.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の低視聴率で終わってしまいましたね」(前出・芸能ライター)
ハワイ大好き人間の木梨は、時差ボケになってもあえて直さず、逆にそれを楽しむ余裕をみせているという。この先、テレビレギュラーを持つことは、番組収録スケジュールを変更しない限り不可能なようだ。
(塩勢知央)