正月からテレビ界がかまびすしい。風雲急を告げるかのごとく、各局の看板女子アナたちが続々と退社&フリー転身を発表したかと思えば、ある女子アナは「別居」を機に大手事務所と契約を結び‥‥。5月の改元を間近に控え、フリー転向組が乱立する女子アナ春の陣、有働由美子やカトパンの牙城を崩すのは──。
元日のスポーツ報知に「3月退社」とフリー転身をスクープされたのが、TBS・宇垣美里アナ(27)だ。
ベテラン芸能レポーターが明かす。
「宇垣アナは、昨年3月に、担当していた朝の帯情報番組『あさチャン!』を降板しましたが、それが今回の退社の直接的な引き金になったことは間違いありません。在局中から青年漫画誌でグラビアデビューするなど、現役女子アナの中でもビジュアル力はズバ抜けています。降板後は、清廉潔白な女子アナのイメージを覆し、『私には私の地獄がある』などと発言して、“闇キャラ”アナとして物議を醸しました。もっとも、アイドル並みのルックスを生かし、着々と転身プランを練っていたのでしょうが、フリーになっても引く手あまたとなりそうです」
とはいえ、過去にはHey!Say!JUMP・伊野尾慧(28)との熱愛が報じられた、スネにキズがあるだけに、局内での宇垣アナは扱いにくい存在だったという。TBS関係者が打ち明ける。
「恋愛御法度のアイドルとのスキャンダルを提供し、ジャニーズ事務所を怒らせれば、局として大ダメージにつながります。発覚直後には番組スタッフや局の重役に号泣謝罪していたにもかかわらず、その後もこっそり交際続行を匂わせていたため、『なんてタマだよ』とアキれる局員だらけ。そのため、局内ではいわば腫れ物扱い。ゴールデンのバラエティーや報道などの花形番組への道は、事実上閉ざされていた。ただ、好きな女子アナランキングでは9位と、TBSでは唯一、上位に食い込むほどの人気なので、しばらくはラジオのアシスタントや情報番組のレポーターなどの“ドサまわり”をさせるつもりだった。しかし、持ち前の“かまってちゃん気質”の宇垣がそんな地味な待遇に我慢できるはずもなかった」
この宇垣アナの「女子アナ30歳定年説」を大幅に更新する早期退職でにわかに盛り上がっているのが、雑誌グラビア業界だ。出版プロデューサーが証言する。
「同じくお騒がせキャラの先輩アナ、田中みな実(32)が女性誌で過激なセミヌードを披露したことは記憶に新しいが、みずからのビジュアルに自信のある宇垣アナがグラビアに登場するのは間違いありません。スレンダーな印象が強い宇垣アナですが、細身のため、逆にバストカップはFとも言われる。女性誌は、男性人気も高い田中や乃木坂46のメンバーらをグラビアに起用し、男女問わず購入させることで売り上げを伸ばす目論見。宇垣アナにもオファーが殺到することは必至です」
昨年11月、SM写真集をリリースするなど、熟女セクシー路線をひた走る脊山麻理子(38)も、うかうかしていられない!?
芸能評論家の織田祐二氏が断言する。
「宇垣アナは田中とキャラかぶりと言われるが、実は宇垣アナは田中の同期・江藤愛(33)派です。ラジオなどでは『江藤さんにお世話になっている』とネタにしているほど。田中の在局時代は2人の共演はありませんでしたが、去年、宇垣アナが担当するラジオ番組に田中が出演した際には、後輩の宇垣アナは先輩に終始平身低頭で恐縮しまくり、番組は緊張感が漂っていました。フリー同士となって罵り合い、暴露合戦になることを期待します」
TBS退職後は、米倉涼子らが所属するオスカープロモーションに所属することが決まっている。
「実は、コスプレ好きでアニメオタクとして知られる宇垣アナは、型にはめられるのが大の苦手で、ロックな志の持ち主。闇キャラの次は女子アナを脱却、歌手に挑戦し、固定した闇キャラを打ち破りたいという野望を持っている。新事務所もこの方向性を後押しするようです」(芸能レポーター)
闇キャラの次は、ロックはたまたアニソン歌手で、同門の田中みな実超えだ。