3月末でTBSを退社し、フリーアナとなった宇垣美里の動向に大きな注目が集まっている。すでにテレビ各局から出演依頼が殺到中といわれるが、彼女の前にはTBSの先輩である「宿敵」フリーアナが強烈なライバルとして立ちはだかっていた。
田中みな実(32)と宇垣美里(27)、両者の“因縁浅からぬ関係”についてTBS関係者が語る。
「実はTBSの同僚としては、宇垣が入社した半年後の14年9月に田中がフリー転身したため、関わりは多くなかったんです。ただ少ない接点にもかかわらず、宇垣の入社当時から異様なぐらい田中が敵対心を燃やし続けてきたのは事実なんですよ」
両者ともに、“男ウケ”するブリッコ加減が魅力である。それだけに、田中にとって宇垣は、絶対に共存しえない相手だという。
「以前から田中が宇垣に関して『とにかく私とキャラがかぶりすぎ』と周囲にボヤいていたのは知られた話です。いわく『宇垣と一緒のところにいると私の存在が地味になってしまう』とのことで、田中が14年にTBSを辞めた理由の一因に、タイプの似通っている宇垣の入社もあったとささやかれていました。その後、フリーアナと局アナという異なる立場となり、不仲説は立ち消えになっていたのですが‥‥」(TBS関係者)
だがここ最近、キャラクターを巡って、両者の“紛争”が再燃しているというのである。
「田中、宇垣ともに『闇キャラ』が代名詞となってきましたからね。文字どおり『心に闇を抱えたキャラクター』という意味ですが、田中は『もともとは私が考えたキャラ』と主張している。そして周囲のテレビ関係者たちに『キャラを宇垣にパクられた』と憤りを隠していません。一方の宇垣は田中の怒りを人づてに聞いてはいるものの、無視を決め込んでいるようです」(TBS関係者)
両者の確執が表面化したのは昨年6月に放送されたTBS系ラジオ「ドランクドラゴン鈴木拓宅」でだ。
「番組アシスタントを務める宇垣に対し、ゲストとして出演した田中が終始、上から目線でツンケンした態度をとったんです。あげくの果てには宇垣の原稿読みにダメ出しをし始め、“新人アナ扱い”していました。宇垣も笑って対応していたものの、ピリピリと不穏な空気は隠しきれませんでしたね」(ラジオ関係者)
そんな中での「宇垣独立」である。
「間違いなく田中を過激路線に走らせています。昨年秋頃に宇垣のフリー転身説がささやかれ始めてから、田中は『いよいよあの子に仕事を奪われる』と危機感をあらわにしていた。そこで田中が決断したのが“脱げる女優”としての活動なんです」(TBS関係者)