「2019年が嵐の終わりの始まりにならないことを祈っておきたい」と昨年12月29日に掲載した本サイト記事の懸念がズバリ的中した。1月27日、嵐が活動休止を電撃発表した。2020年12月31日をもって嵐の活動を休止するという。
「237万5000人動員の巨大コンサートツアーを発表したあたりから、嵐ファンは違和感を覚えていました。嵐のコンサートはとにかく大がかり。仕掛けも凝っているうえに、メンバーの体力消費はハンパないんです。たっぷり3時間以上歌って踊って走って叫んでが延々続けられ、アラフォーのメンバーにはかなりきついはずです。腰痛など持病を抱えている二宮和也は、いつ飛び出すかもわからない爆弾をなだめながらの日々が続く。そのため、コンサート50公演開催の発表当時は、メンバーの体調や健康管理を心配する声がファンの間からあがったものです。電撃発表後、コンサートチケットは“チケット転売ヤー”が群がり、ますます手の届かないものになってしまいそうですね」(ジャニーズウオッチャー)
今後の展開として考えられるのは、こんな筋書きだ。スポーツ紙記者が言う。
「今年の大みそかの『NHK紅白歌合戦』の白組司会は松本潤、そして来年2020年のラストイヤーは大野智が務める。これでメンバー全員が白組司会を務めることになりますからね。もちろん大トリは嵐。紅白特別バージョンで、ラストデイを盛り上げ、締めくくる。最後は白組優勝旗を手にした大野が号泣するのを櫻井翔らが男泣きしながら支えるアップで終了、同番組の最高視聴率を記録するといった具合でしょう。ラストイヤーの20年は、シングルのタイトルをもじった『感謝カンゲキ雨嵐』引退記念コンサートツアーを開催し、夏の東京五輪にも特別参加。櫻井は日本テレビの五輪キャスターとして活動するでしょう。活動休止前の荒稼ぎといった感じで、メンバー個人の活動も活発化。いずれも『活動休止前の』という惹句がつけられ、嵐ブームを盛り上げるでしょうね。特に、『活動休止』の言い出しっぺで、21年以降は個人活動の休止を宣言した大野は、それまでの間、超多忙になるんじゃないでしょうか。大野ファンの長年の夢だったソロアルバムやダンスDVDなどを発売。2017年夏の映画『忍びの国』公開以来、単独活動とはご無沙汰だっただけに、飢餓感MAXだったファンは先を争って手に入れるでしょう」(スポーツ紙記者)
引退前の荒稼ぎで巨万の富を手に入れたといわれる安室奈美恵以上の大盛り上がりが展開されそうだ。
(塩勢知央)