視聴率好調のNHK朝ドラ「まんぷく」。ヒロイン・鈴木福子役の安藤サクラの好演が人気の理由であることは言うまでもないが、物語に厚みを持たせる松坂慶子の存在も、ヒットの要因であることは間違いないだろう。
「福子の母・鈴を演じる松坂は、武士の末裔であることへの誇りと品格をにじませつつ、心配性で可愛らしい、実に人間味あふれるキャラクターをみごとに演じています。松坂なしには『まんぷく』の成功もなかったかもしれません」(ドラマ関係者)
そんな松坂が今回女優として再評価されたことにより、周辺はにわかに騒がしくなり始めているという。
「ややふっくらしたものの、まだ十分に美しく絶大な存在感を見せたことで、映画にドラマにとオファーが殺到しています。中高年の性や不貞関係を描いた文学作品での艶演技を、という期待の声も大きい。52歳のときに出演した映画『るにん』(04年)以来、脱いでいませんが、本人も『まんぷく』を通じ、イキイキと躍動する安藤サクラに刺激を受けているようで、“もうひと花咲かせたい”と、ヤル気満々だといいます」(映画関係者)
たとえば、安藤サクラとの艶シーン“母娘”共演なんて最高だろう。実現すれば、日本映画界が一気に盛り上がる!?
(露口正義)