わかってたけど誰も言えなかった!?“ホンネ漏らし”で賛否を巻き起こすことで有名な(?)社会学者の古市憲寿氏がそのタブーを破ったことで、ネット上で絶賛されているのだとか。
2月12日放送の「とくダネ!」(フジテレビ系)では、フィギュアスケート男女シングルスで日本選手が優勝した四大陸選手権を取り上げ、劇的逆転金メダルを獲得した宇野昌磨選手などの話題で盛り上がった。
そんな中、あまり発言しなかった古市氏にMCの小倉智昭が「今日、古市クン、けっこう静かだったですね」と振ると、「フィギュアの話とかあんまり言っても、敵増やすだけじゃないですか。ここで言うと全力で叩かれるんです」と発言。それにアナウンサーたちが笑いで反応すると、古市氏は「フィギュアファンて本当に怖いんですよ」と続け、番組終了直前にも「フィギュアファン、本当に怖い」と繰り返した。
この思いもしなかった終わり方に「よく言った!」「怖いと言いながら宣戦布告」「タブーを破った」「羽生ファンの反撃が楽しみ」「古市さん、正解!」「選手をディスらないでファンをディスるのは巧い」「もっと言え!」など、普段の賛否が飛び交う古市コメントと違い、ネット上は称賛と応援ばかりになっているとか。
「メディアの間でもジャニーズオタクとフィギュアおばさんは面倒という認識は強く広がっています。古市さんはそれを代弁した形で、ネット民もそうした事実を知ってますから、歓声をあげたのだと思います。例えば、羽生選手を褒めちぎれば宇野ファンが怒り、宇野選手を持ち上げると羽生ファンが大反論するのは日常茶飯事。とにかく、自分がファンの選手のネガティブ記事には怖い、うるさい、そして嫌いな選手の悪口しか言わない…それが熱狂的フィギュアファンの大きな特徴。発言は少なくても、古市さんは番組中に『羽生選手と宇野選手は仲いいんですか?』と、メディアが一番避けたがる質問をしていますから確信犯だと思いますよ(笑)」(女性誌ライター)
ファンがジャニーズと双璧と言われるのは、フィギュアスケートがいかに日本で絶大な人気を誇っているかの裏返し。選手は熱狂的ファンに騒ぎまくられてナンボ。そう思うぐらいがちょうどいいのかも。
(小机かをる)