2月8日深夜放送「フルーツ宅配便」(テレビ東京系)第5話で、仲里依紗演じる「本橋えみ」が話題になっている。
「えみ」は濱田岳演じる主人公の咲田真一と中学時代の同級生で、この日の放送では、えみの過去と彼女がオトナのための派遣嬢をしている理由が語られた。えみは母親の再婚相手から家を追い出されて一人暮らしを強いられ、中学生でも稼げる方法として“わりきった関係”の交際相手を紹介されていたというのだ。
咲田(濱田)とその親友の小田哲郎(前野朋哉)は中学時代に、大きな橋の上にいたえみが自死するのではないかと誤解して声をかけたことがきっかけで仲よくなり、大人になった現在まで続いているという設定のはずだったのだが、実はえみは、当時の生活を苦にして本当に自死しようとしていたことも明かされた。
「ネット上では『えみの過去が闇すぎる』『母親も母親の再婚相手もひどすぎる』といった意味の声が集まっていましたが、こうした壮絶な過去を話していた状況がもっと話題になっているようです。というのも、えみと咲田がこの話をしているのが、乳牛から手で牛乳を搾り出しながらというシチュエーションなんです。仲演じるえみの右手が、ギュッと力を入れるたびに勢いよく牛乳がビュッと出るのですが、この様子が搾乳とは別の夜の行為にしか見えない、あまりに艶すぎると指摘されているのだとか」(テレビ誌ライター)
切なくて悲しいのに、クスッと笑えて心温まるドラマなだけに、これは制作サイドの意図的な演出であることは確実に思える。が、見応えのあるシーンであることも間違いないと言えるだろう。