TOKIOの松岡昌宏が主役の女装家政夫を演じる人気ドラマ「家政夫のミタゾノ」(テレビ朝日系)のパート3で、川栄李奈がヒロインを務めることが発表された。4月にスタートするパート3で川栄は、高い家事スキルを持つ若き家政婦の恩田萌を演じる。
その川栄はアイドル出身とは思えない演技力が高く評価されており、多数のドラマや映画に出演。16年上半期のNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」ではヒロインの友人役を好演し、お茶の間での知名度も大きく向上した。現在は菅田将暉主演のドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系)にて存在感を示しているが、今回のヒロイン起用で先行きを心配する声が出ているというのだ。
「若手女優としてトップランナーの一人になった川栄ですが、なぜか視聴率には縁がないのです。『とと姉ちゃん』を別にすれば、出演ドラマすべてで視聴率がひとケタどまり。演技自体は評価されているのに作品に恵まれず、放送中の『3年A組』でやっと初の二ケタ視聴率が達成できそうです。ただ『3年A組』でもヒロインは永野芽郁ですし、川栄自身のヒロイン作はNHK BSプレミアムの『アオゾラカット』のみ。そんな流れもあって、『ミタゾノ パート3』ではこれまで同様に視聴率が爆死するのではと危惧されています」(テレビ誌のライター)
ただ「家政夫のミタゾノ」はもともと二ケタ視聴率に縁のない金曜ナイトドラマ。パート1は平均7.6%、パート2は同6.7%となっており、今回のパート3でも6~7%の視聴率で合格点となるのは確実だ。
「だからこそ5%台に沈没しようものなら、川栄への風当たりが強くなることは確実。彼女は演技面では文句ないものの、どうにもルックスが地味すぎてヒロイン向きではないと評されています。ただ『家政夫のミタゾノ』では松岡の演じる女装家政婦が主役なので、今回ばかりは川栄の薄いルックスが、いつにも増して可愛らしく見えるかもしれません」(前出・テレビ誌ライター)
発表されたキービジュアルでは、家政婦らしく小さくまとめた髪型が可愛い川栄。「家政夫のミタゾノ」で新しい面を開花できるのか、期待と不安の入り混じるところだろう。
(金田麻有)