元横綱の貴乃花・花田光司氏が3月20日放送の「ザ・発言X」(日本テレビ系)に出演。そこで、長く絶縁状態にあった母でタレントの藤田紀子と兄で元横綱の花田虎上氏について関係修復を希望する発言が飛び出したことが、様々な憶測を呼んでいる。
「三者はそれぞれ、若貴兄弟が現役中から疎遠となり、すでに10年以上が経過している。そうした中、同番組で絵本作家デビューをすることを発表する流れで、突如として復縁の希望を訴えたのです」(夕刊紙記者)
光司氏は今年に入ってから、芸人でイラストレーターの鉄拳と共同で本格的に絵本制作に取りかかり、「光のテーブル とっても大切なカエルのおはなし」が完成したという。
「光司氏はその中に登場するカエルの家族を自身の両親と兄に見立てており、内容はシンプルな“家族愛”を描いており、すでに鉄拳の公式ユーチューブで流された花田氏による読み聞かせ動画は大反響を呼んでいます。ただ、光司氏は現役を引退直後の2003年に一度書下ろしの絵本を出しており、初めてのことではありません」(前出・夕刊紙記者)
番組で光司氏は、「改めて感謝を絵本にして伝えたい」「1人で入門していたらここまでこられなかった」、さらに「46歳で人生折り返し。素直になろうと思いました」と関係修復へ前向きな言葉を繰り返しており、虎上氏も即座にブログで反応。しかし、〈ほんの半年前まで私が出演する番組には写真は疎か名前を使うことさえできませんでした。ほんの三ヶ月前まで今後も会うことはないと言われていました。そのような中、急変した現状に当惑しています〉と、弟を信じきれない素直な気持ちも吐露している。
「虎上氏にすれば、今回の突然の光司氏の発言を半信半疑に捉えて当然の話。“絵本の宣伝に使われているのではないか”と疑ってもおかしくはないでしょう。光司氏は現役引退から相撲協会からの退職、そして離婚後のメディアへの登場の仕方など、言動が突然にして、その時々で態度がコロコロと変わる。母親も兄もしばらくやり取りがないだけに、我々と同じくかなりの違和感を覚えているに違いありません」(芸能記者)
虎上氏はブログで〈私の願いは、母がずっと大切に思っている弟と笑顔で逢えることです〉としながらも、
〈絡み合った糸を解くにはまだ時間がかかりそうです〉とも綴っており、やはり溝はそう簡単に埋められそうにない。