天海祐希が主演を務める人気ドラマ「緊急取調室」(テレビ朝日系)のシーズン3が4月11日からスタートする。
14年に始まったシーズン1の平均視聴率は12.9%。15年のSPは14.6%。17年は13.9%と、安定したファンを着実に増やしてきた。
そんな天海に同局が、ビッグオファーを出しているという。4月2日発売の「女性自身」によると、米国で大ヒットし、日本でもファンの多いドラマ「24」の日本版に、天海の出演を打診しているというのだ。しかも、出演料は3割増しの1話300万円。三顧の礼を尽くして交渉中だと報じている。さらに、これが実現すれば、天海が米倉の後継としてテレ朝の“新女王”となる日は近いともある。
「天海は、理想の女性上司ランキングで10年~16年まで、7年連続1位。女性が選ぶいい女ランキングでも9年~12年まで1位と、好感度が高い。しかも、これといったスキャンダルがないので、スポンサー受けがいい。テレ朝としても天海をキープしたいはずです」(テレビ誌ライター)
芸能ジャーナリストも「テレ朝における米倉の位置に天海が来る可能性は大」と前置きしてこう話す。
「シリーズ1~5の平均視聴率が20%超えの『ドクターX』をテレ朝は継続したかったのですが、米倉はNOを突き付けました。その代わりに『リーガルV』を企画し、平均視聴率15.6%と合格点ではありましたが、『ドクター~』には遠く及びませんでした。しかも、今年2月に放送した松本清張ドラマ『疑惑』は、まさかの11.2%。テレ朝としては肩透かしを食らったんです。逆に天海は、大杉漣さんと共演した“キントリ(緊急取調室)愛”が強く『作品がある限り、漣さんは生きている』との思いがあり、シリーズ化は間違いないでしょう」
キントリ第1話は、浅野温子とのバトルが見どころ。期待がふくらむ。