米ニューヨークの豪華レジデンスを購入した松居一代が、情報番組の「バイキング」(フジテレビ系)に対して激怒しているという。松居は4月9日に更新したブログにて、「バイキング」がレジデンス等を映した映像の貸出許可を松居一代事務所に連絡してきたと明かした。
だが、松居はその申請をきっぱりと拒絶。その理由は18年11月12日放送の同番組にて、松居が仮想通貨「MINDOL」の発行会社から4億円相当のMINDOLを受け取り、広告塔になったと放送されたからだという。
松居は「仮想通貨の広告塔になんかなっておりません」「お金も、1円も、もらってはいない」と断言したうえで、「バイキング」が今後も虚偽の報道を行った場合には「即刻、名誉毀損で訴えます」と警告。さらには司会者の坂上忍も名誉毀損で訴えると続けており、坂上を目の敵にしているようだ。
「松居の仮想通貨問題に関しては『バイキング』だけではなく、同局の『めざましテレビ』や週刊誌の『FRIDAY』でも報じていました。コトの真偽はさておき、その中で『バイキング』だけに怒りを示したのはやはり、制作スタッフが映像貸出を依頼したことも原因のひとつでしょう。ただ情報番組ではコーナーごとに異なる制作会社が携わっており、こういった行き違いがあることは芸能生活の長い松居なら知っているはず。それでも『あまりの無神経さ』と糾弾しているのは、MINDOL問題に関する報道が相当に松居の神経を逆なでしていたことを表しているようです」(週刊誌記者)
ともあれ、久しぶりに松居節を炸裂させたわけだが、そんな松居の怒りになぜか、当の仮想通貨を扱うネット投資家たちが沸き立っているというのだ。
「この騒動で再注目が集まったのか、MINDOLが高騰。9日には一時、1.17ドルの高値を付けました。MINDOLが1ドル台を回復したのは昨年の10月以来、約半年ぶりのことで、投資家たちが沸き立つのも当然でしょう。そもそもMINDOL自体がなんとも怪しい仮想通貨だったのですが、松居の記事をきっかけに暴落し、昨年12月には0.1ドルを割り込む場面も。今年に入ってからも商いは薄かったのですが、9日には1日だけで50万円以上が取り引きされています。もっともビットコインの取扱高は35億円なので、1%にも満たない弱小仮想通貨であることに変わりはありません」(前出・週刊誌記者)
野次馬的なネット投資家たちは松居に対して「もっとやれ、告訴しろ!」とけしかけたいのではないだろうか。
(金田麻有)