AKB48の武藤十夢が4月7日、「AKB48 ネ申テレビ」(スカパー)に出演。気象予報士の試験に合格したことを発表した。フリーの女子アナが仕事の幅を広げるために目指すケースはあるが、現役アイドルの合格は極めて異例。早くも話題になっている。
そんな武藤、実は父親もかなり異色な経歴の持ち主なのだ。
「父親は『武藤大助』の名前で俳優をしていたことがあるんです。残念ながらメインの役を演じることはできませんでしたが、ある役が一部のファンの間では強烈な印象を残しています」(芸能ライター)
その役とは1984年にスタートしたドラマ「スクール☆ウォーズ」(TBS系)の星高彦。山下真司演じる滝沢賢治先生が赴任した高校の生徒で、ラグビー部に所属。仲間からは「星くん」と呼ばれていた。滝沢先生が赴任して2年目、正式にラグビー部の監督になった年に入学してきた期待のエースで、イケメンラガーマンという扱いだった。
「星は自己中な所がある生徒で、ラグビー部の練習についてこられないイソップに腹を立てて一時、部を去ったことがあります。そのため、109対0で負けた相模一高との伝説の試合には出ていません。その後、部に復帰。“川浜一のワル”と恐れられた大木大助が入部する際、試しにボールを蹴るシーンがあるのですが、失敗した大木に対して『靴飛ばすんじゃねえんだよ!ボール飛ばすんだよ』と茶化し殴られるシーンが有名ですね。『スクール☆ウォーズ』ファンなら絶対に忘れられません。その星くん役の娘さんがアイドルなんて驚きです」(テレビ誌ライター)
武藤大助さんはその後、俳優を引退。現在は東京都葛飾区で保育園を経営している。「スクール☆ウォーズ」ファンなら、星くん役の娘・武藤十夢を応援してみてはいかがだろうか。