3月29・30日と2日間に渡り予定されていたAKB48の国立競技場コンサートだが、大島優子の卒業セレモニーがあるはずだった2日目は荒天で中止となった。取材に行くつもりでスタンバイしていたマスコミ各社も空振りだ。
屋外の会場には常に天候によるリスクがつきまとうが、中止になった場合、興行する側のダメージは‥‥。
「今回のコンサートはもろもろの経費込みで億単位のコストがかかっているはず。大島本人のショックも大きく、5月で国立競技場が取り壊されてしまうことから、代替公演もメドが立っていません」(興行関係者)
となると、ファンのみならず、AKBサイドの損害も甚大になりそうだが。
「それが、金銭的ダメージは意外に大きくない。この手の興行には例外なく損害保険がかけられているのです」(芸能プロ関係者)
大手損保会社は軒並み、個別のオーダーメイドによる「興行中止保険」を用意しているという。
「悪天候の他、出演者の病気やケガ、交通機関の事故などで中止や延期になった場合、掛け金に応じて保険金が支払われるわけです」(前出・関係者)
この日は、大島の発案で20歳以上のメンバーはTバックで出るとの触れこみだった。
「夕方には雨も止み、風も少しやわらいできていた。たまにスカートがめくれる程度の風が吹くぐらいの天候に変わっただけに、ファンとしては残念でしたね」(男性ファン)