相変わらずの様子だったという。4月9日放送のラジオ番組「たまむすび」(TBSラジオ)で、パーソナリティーを務める赤江珠緒が、同番組の木曜レギュラーを務めていたピエール瀧被告の近況を明かした。
法律違反の薬物を使用した容疑で起訴された瀧被告は、4月4日に保釈金400万円を支払い保釈された。その後の足取りは、複数のマスコミの追跡をまいて、行方がわからなくなっていた。自宅に帰らず、更生施設に直行、入所したという説もある状況だ。そんな瀧被告が、保釈後に仕事仲間の赤江に直電していたというのだ。
「赤江が『たまむすび』の火曜レギュラーを務めている南海キャンディーズの山里亮太に明かしたところによると、瀧被告から夜中に電話がかかってきたそうです。風呂上がりの赤江がスッピンでいる時のことだというから、かなり夜遅い時間だったのでは。瀧被告は、普段通り飄々とした感じだった様子だったそうで、『顔見たいから』という瀧被告に、『テレビ電話にしていい?』と聞かれた赤江は、ワケもわからずOKすると、いきなりテレビ電話に切り替わり、自分の顔まで瀧被告に見えるようにさらされてしまったので仰天。アナログ人間の赤江は瀧被告だけがテレビ電話になると勘違いしていたんです。動揺を隠せない赤江を『赤江さん、何か中坊感増してない?』とイジるなど、普段通りのお茶目な感じだったという。『そりゃそうだよ、風呂も入ったし、スッピンだよこっちは』とまくしたてると、瀧被告は『みんなに謝っといて』と謝罪したそうです」(ネットライター)
瀧被告が逮捕後、公開中止になった映画もあれば、代役での撮り直し撮影で公開にこぎつけた映画もあった。撮りなおしした大河ドラマ、販売停止されたDVDなど確かに彼は各方面に迷惑をかけた。赤江と同様にお詫びの電話をほうぼうに夜な夜なかけまくっているのだろうか…。
「誰でもすぐにやめられると思って手を出すが、なかなか自力では抜けられないのが、薬物と言われています。瀧被告は20歳代から法律違反の薬物を吸引し続けたと語っていましたが、これから禁断症状との闘い、損害賠償金の工面、家族のケアなどいくつも越えなければならないものが待ち構えています。気心知れた赤江の顔を拝んで、ホッと一息つきたかったんでしょうかねえ」(スポーツ紙記者)
瀧被告の出演場面をカットせずに公開した映画「麻雀放浪記2020」は客入りはあまりよくないという。世間の瀧被告への見る目は本人が考えるほど温かいものではないのかもしれない。
(塩勢知央)