積極的なトップ外交でその存在感を見せつける北朝鮮の金正恩委員長。しかし、その内情は依然としてベールに包まれたままだ。そうした中、国家の号令の下、新たに始まったのが「現地妻“性ビジネス”」だ。外国人の富裕層を対象に「朝鮮美人」を斡旋するというのだ。これまで報じられたことのない、そのビジネスの全貌について掲載しているのが、4月16日発売の週刊アサヒ芸能4月25日号だ。
現在の北朝鮮の状況としては、去る4月10日の朝鮮労働党中央委員会総会に出席した金正恩委員長が、懸案となっている北朝鮮経済の躍進を誓ったばかり。
「自力更生と自立的民族経済は革命の存亡を左右する永遠の生命線だ」
しかし、核開発を巡る国際社会の対応は依然として厳しいままだ。そこで金正恩は“禁じ手”ともいえる手段で、外貨獲得に向けて大号令を発したというのだ。
北朝鮮とビジネス上の取引をしている中国人起業家が明かす。
「実は今年に入って、北朝鮮当局からのお達しで、ビジネスなどで北朝鮮に長期滞在する外国人男性と北朝鮮女性が結婚できるようになったと言い出したのです」
これまでは、北朝鮮の外国人への対応は決して芳しいものではなかった。北朝鮮滞在の際には、案内員と言われる監視役が同行する。滞在先では盗聴が当たり前…とあくまで外国人は“敵視”されてきた。しかし、長期に渡る経済制裁により状況は一変。国際的な孤立状態にある北朝鮮に外貨をもたらす外国人ビジネスマンは、今や大事なお客様ともいえる存在になっているのだ。
その北朝鮮の現地妻「性ビジネス」の詳細を前出のアサヒ芸能最新号で特集して報じている。