飛行機の機内に続く階段で、柔和な表情で背筋を真っ直ぐ伸ばしている2人の若いスチュワーデス。ミニ丈のスカートの制服からスラリと美脚が伸び、スタイルの良さはキュッと締まった腰のくびれでも確認できる。
これは日本では出回っていない高麗航空の2020年のカレンダーの表紙だ。
さらに気になるその中身を見てみると、9人の若い女性が早朝から胸の膨らみがわかる体操着姿でポーズを決めたり、乗客の荷物を整理する際に美しいワキのラインまで見せているなど、なかなかお目にかかれない姿がズラリ。
そもそも北朝鮮では、客室乗務員は特別な存在だという。
「朝鮮半島には『南男北女』という言葉があり、北朝鮮の女性は美人が定説。整形している女性はわずかで、ナチュラルに可愛いんです。その中でも、国民にとって、スッチーは高嶺の花。党への忠誠心、家柄、ルックスの判断基準をクリアした女性だけが選抜されます。金正日の長男・正男がマカオで同棲していたのも高麗航空客室乗務員出身の女性でした」(北朝鮮事情に詳しいジャーナリスト)
それにしてもなぜ北朝鮮は「新ビジネス」としてカレンダーを商品化したのか。
カレンダーの詳細と、「美女スッチー」集団が“一肌脱ぐ”理由について、12月10日発売のアサヒ芸能12月19日号で特集されている。