その独りよがりにも聞こえる語りを聞かされた人たちから口々に不平不満が…。
元フジテレビのアナウンサーで、現在はフランス・パリ在住の中村江里子がブログを更新。自身の経験から「パリで妊婦になるとフランスのよいところが見えてくる」と投稿したものの、その見出しに気になって読んだ人たちから一刀両断されてしまったという。
「いわく、フランスでは妊婦が“弱者”として法律で定められていると書いています。ですから、いろんな人が妊婦に気づかってくれてドアを開けてくれたり、銀行で並んでいても先を譲ってくれたりしたそうです。もちろん、育休なども法律できちんと定められていると。日本でも少子化対策をするなら、フランスのように“意識”を変えることが大切と言ってますね。でも、どうでしょう?法律の部分でまだ足りないところがあるとは言っても、たとえば人の多い都会ではほとんどの人が妊婦に対しては気をつかいますし、設備のバリアフリーもどんどん整ってきました。パリの人たちとそこまで意識が違うとは感じませんよ。それに、フランスのことと言いながら、やたらとパリ、パリとあの大都市の名前を連呼する中村さんの意見は、はたしてどこまで日本のことをわかって言っているんでしょうね(笑)。ブーイングする人がいるのも当然と感じました」(女性誌ライター)
中村は〈私は3人をパリで出産してます。勿論、妊娠期のほとんどをパリで過ごしています。体調の良し悪しは別として、パリで妊婦さんになるとフランスの良いところが見えてくる!!なんてよく言っていたものでした〉ともコメントしているが、そんな彼女の“パリかぶれぶり”にネット上にはちょっとウンザリ、といった言葉が並んでいる。口々に〈はぁ?ドアぐらい開けてあげるっつーの〉〈なに、このうっとうしいパリジェンヌ気取り〉〈一度ぐらい日本で産んでみてから言ってよ〉と大ブーイング。それどころか〈宗教であんなに人を差別する国に言われたくない〉〈フランス在住でしたが、パリの人たちはパリ以外の人を人間だと思ってなかった〉とフランスやパリに向けた怒りに満ちた声までも。
彼女の一番言いたかったことは、日本ももっと法律で妊婦を保護すべきということのはず。でも、これだけ本質を外れて批判されてしまうのは、ひとえに“パリ”の連呼が鼻につきすぎたからかも?
(小机かをる)