好調な視聴率で推移している朝ドラ「なつぞら」(NHK)の5月15日放送回で、さらなる視聴者獲得が見込めそうなストーリーが展開されて、大きな話題となっている。
吹雪の中で倒れたなつ(広瀬すず)を助けた阿川弥市郎(中原丈雄)とその娘、砂良(北乃きい)。後日、なつを自分の娘として育ててきた柴田家の富士子(松嶋菜々子)と、柴田家の長男・照男(清原翔)は、阿川家にお礼の挨拶に赴く。お礼の取れたての牛乳を渡す際、砂良が受け取ろうとすると、照男は「重いですから」と、みずから棚の上へ。
すると、笑顔を見せる砂良の様子に、普段はあまり表情を変えない照男も、つられるかのように笑みを見せるのだった。さらに、砂良がもらった牛乳を野菜や魚が入った鍋に入れ、器によそって照男へ。照男はひと口食べてみて、そのおいしさに、やはり笑みを浮かべて箸を進めるのだった。
「この時の2人のやりとりに、胸をキュンキュンさせた視聴者が続出。ネット上には『照男兄ちゃんと北乃きいがくっつくやつか?』『胃袋つかまれたら仕方ないよ』『北乃きいが嫁に来るのでは?』『照男の惚れ方わかりやすいよ』など、2人の今後に期待を寄せるようなコメントが多数書き込まれています。また、弥市郎を演じている中原丈雄は2016年の大河ドラマ『真田丸』(NHK)に真田家の家臣、高梨内記として出演。ほかにも『なつぞら』には真田昌幸を演じた草刈正雄のほか、高畑淳子、小林隆、近藤芳正、今後の出演陣である小手伸也など『真田丸』に出演した役者が多数います。特に、草刈と中原は主従関係でしたから、こちらもネット上で『内記!大殿が作った牛乳ですぞ!』『内記はまた大殿一族に娘を捧げるのか』など、『真田丸』を想起し“胸アツ”になっている視聴者が現れ始めているようです」(芸能ライター)
5月16日放送回では、ついに2人が対面する場面が。今後、どこかで「真田丸」を匂わすセリフでも入れてくれれば、ファンは大喜びなのだろうが…。